魚座14度「キツネ皮をまとった女性」*揺るがない「自分軸」で社交性を発揮する
4月9日牡羊座新月の火星のサビアン。3月4日前後の太陽のサビアン。自分の立場や身分を隠しつつも周囲が和やかさや優しさを感じさせる「洗練された女性」の真意はどこに?
「刀」の鋭さを覆い隠して
一つ前の魚座13度では
古来より受け継がれた伝統や
それにまつわる集団の中で
それを引き継ぐ立場として
特権的なチカラで率いる
必要に迫られました
けれどもその力は
あまりにも負荷のかかるものでしたので
こちらのサビアンに至って
少し「重荷」を下ろそうと考えます
魚座13度の人は
自分の責任でないことでも
自分が力を受け取り
代表となった集団や伝統が
引き起こした事柄に
責任を取ることを求められます
(中略)
魚座14度の人は上手く根回しをして
自分に大きな負担が
かかり過ぎないように
対処する知恵を持っていますので
本心を明かさず
人あしらいが上手く
潤滑油的な役割を担い
困ったことからは
上手く逃げ切ることができるでしょう
(松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」)
そこで 「リーダーのチカラ」の象徴である
「刀」を覆い隠す「さや」の代わりに
エレガントなキツネのファーをまとい
女性の姿となって
「優れた能力」を周囲に気付かせず
優しい笑顔で魅了する…
そんなこちらのシンボルとなるのです
洗練された振る舞い
キツネは「ずる賢さ」
毛皮は「高級感」
女性は「受容性」を表しているとされます
「能ある鷹は爪を隠す」
のことわざのように
頭の良さや
特権的立場を周囲に感じさせることなく
知的な策略をめぐらしながらも
人々からは
可愛らしさや
美しさ
洗練された身のこなしから
好感と憧れのまなざしを
受け取ることができる
そんな女性をイメージさせます
もし近くにいたら
きっと魅了されて
しまいそうですよね…‼
「ソフィスティケーテッド・レディ」
(都会的で洗練された女性)
というイメージも浮かびます
ではそんな魚座14度の方を
描写してみると…⁉
魚座14度の人のイメージ
★言葉で説明しても
理解されにくいことを
間接的暗示的に伝える工夫ができる
(視線や顔の表情
醸し出す雰囲気も含めて)
★洗練した身のこなしで
周囲を魅了しつつも
自分が本来持っている
優れた資質は
周囲に気付かれないように
隠し持っている
★衝突を避けるため
無用に自分の能力を
ひけらかすことなく
柔和な表現や振る舞いを心掛ける
★いわゆる「空気を読む」ことが得意で
場にふさわしいTPOを
わきまえた言動で振る舞える
★関係者の心の動きや
裏に隠れた「力関係」も
正確に読み取り
どう動けば皆が気持ちよく
協力してくれるかを心得て
人脈をコントロールできる
★先読みのチカラにも優れ
トラブルは未然に防ぐ術を心得
火の粉がじぶんにふりかからないよう
振る舞う
彼女の「使命」は…?
そうすることで
魚座13度で引き継いだ
「伝統的に引き継がれ
これからも引き継いでいかなければならない
大切なもの」
を人知れず保護し
守り続けているとも言えるのです
★有利な立場や手の内にある
特権的な利益やメリットは
手放すことなく
気付かれないように保護していく
そう彼女は自分の身を守りつつも
密かに
誰にも気づかれずに
彼女なりの「責務」を
果たしているのではないでしょうか
…なんだか
よく映画に出て来る
女スパイや
女性の忍者である「くのいち」なんかを
連想してしまいますねっ💦
にこやかな笑顔と
誰にでも親し気な雰囲気
優しいイメージの裏に
そんな「孤独な責務」を
隠し持っている…というのが
この方の本来の姿なのではないでしょうか
それは「受容性」を発揮しつつも
究極の「揺るがない自分軸」を持っている姿
であるとも言えるような気がします
彼女のそうした「芯の強さ」や
それを軸にして
「他者とのスムーズな交流」を
作り出す
「エレガントな社交性」の手腕は
私たちも見習うところが
あるのではないでしょうか?