蠍座12度「大使館の舞踏会」*最高のモノや人に波長を合わせご縁を繋ぐ
11月4日前後の太陽のサビアン。蠍座11度で激しく流された男は、再び引き揚げられます。しかし今度は、以前とは異なる場所へと導かれます。それは、今の自分よりも遥かに高いレベルの居場所です。それは、社会的な階段を上るための重要な転換点でもあります。自分より立場が上の人々との新しい人間関係が始まり、これまでとは違う世界への扉が開かれるのです。「今の自分」より少し背伸びしてでも、「レベルの高い人」「理想とする環境」に関わっていこうとするシンボルです。それにはどんな意味があるのでしょう?
蠍座12度を太陽のサビアンシンボルに持つ可能性のある方:
ケイト・キャプショー氏(女優「インディ・ジョーンズ/魔界の迷宮」)
泉鏡花氏(作家)
佐藤愛子氏(作家。90歳著作100万部突破。101歳新刊。)
「最高の自分」を演出する
一つ前のサビアンは
蠍座11度「救出られる溺れた男」。
こちらは、のっぴきならない
いわば「最低」の状況に陥った時
人としての自然な「情」によって
救いの手が差し伸べられることを
求めるシンボルでした。
それに対し、今回の蠍座12度は
いわば「正反対」の
「自分の中の最も最高の状態」
を発揮していくというシンボル。
例えば
初めてのコミュニティに出席する際は
舞踏会にデビューしたつもりで
「自分の一番良いところ」を
演出してみるのも
良いかもしれません。
初対面の相手にも
質の良いインパクトを与えるような
「洗練された印象」
「品の良い社交性」を心掛けましょう!
また
自分の中にある
もっともすぐれた部分に着目して
それを表に出していく努力を行うことで
それに見合った水準の
「人脈」や「グループ」が
引き寄せられてくる…
とも考えられます

同じものは引き合う、という法則
私たちは知らず知らず
細胞などを構成する素粒子レベルでは
微細な「振動」を発している
と言われます
そしてその発している
「振動」に見合った
人・もの・状況が引き寄せられてくる
と言われます
「類は友を呼ぶ」ですね!
すると
自身の中の「最高のもの」を
故意に引き出そうと
意識を向ける…
そしてそれをなるべく
他の人にも分かりやすく表現していく…
ことで
「レベルの高い」もの・ひと
いわばあなたの
「理想とする人物や状況」が
引き寄せられやすくなると言えます
「自分を仕立てる」
最初は意識的な努力として
始まった振る舞いも
ずっとその姿勢を保ち続けることで
やがて自分自身の一部となっていきます。
これは演技ではなく、真の変容です。
自分を「仕立て上げる」という
表現が示すように
この過程は能動的な自己創造です。
社会的に有能な人間になる目標へ
意識的に自分を磨き
形作っていくのです。
「大使館の舞踏会」は
単なる社交の場ではありません。
それは自己を高め
新しい自分を創造する
変容の場なのです。
「上質」で身を包む
つまり、もしあなたが
「今いる状況」より
高いレベルの場所・ひとに
ご縁を引寄せたいなら
まずはあなたの中の
そうした「要素」を
少しでも引き出していく必要があります。
実際的に身に着ける衣服や
持ち歩くアイテムや
身の回りに置くインテリアも
「上質のもの」に
変えてみるのもおすすめです。
また普段の自分では行かないような
「上質の場所」で買い物をしたり
ランチやお茶をしたり…
といったことも有効です。

多くの「成功者」と言われる人物の
体験談には
意識して
「高級ホテルのラウンジで
コーヒー1杯でねばって
人脈を築いた」とか
なるべく
「自分よりレベルが高いひと達のグループに
無理くりに所属して
居心地の悪さを少しずつ克服した」
と言ったお話が頻繁に出てきます。
上流社会への適応戦略
外見と振る舞いの磨き上げ
例えば「大使館の舞踏会」という
格式の高い場であれば
洗練された外見が不可欠になりますね。
服装の選び方、立ち居振る舞い
所作の一つ一つが評価の対象となります。
✳場にふさわしい装いを学ぶ
✳エレガントな所作を身につける
✳ドレスコードへの理解を深める
✳第一印象を計算する力
会話力と感情表現の技術
例えば上流社会であれば
言葉の選び方や
感情の表現方法が
重要な意味を持ちますね。
適切な話題選び
機転の利いた返答
そして場の空気を読む能力なども
求められるでしょう。
✳教養ある会話術の習得
✳感情のコントロール技術
✳社交的な話題の引き出し
✳状況に応じた言葉遣い
この過程で重要なのは
自分の一番良いところを
戦略的に見せることです。
しかし同時に、
正直な気持ちや
赤裸々な部分は
巧妙に隠しておく必要があります。
これは偽りではなく
社会的な知恵なのです。

相手の裏側を見抜く力
また
そこで実際に人脈を創っていく上で
大切となってくるのは
誰かの「言葉」や「行動」の
表面だけを見ないこと。
相手の言動の裏側にある
「心」や「背景」などに
注意を向け
真摯に携わっていくことで
「信頼」を得ていくことができるでしょう。
蠍座の支配星
冥王星の象意である
「洞察力」や「推理力」を活かして
人脈を築いていくことが
大切となりそうです。
有益な人脈構築のプロセス
観察と学習
上流社会の暗黙のルールを理解し
そこで成功している人々の
振る舞いを観察します。
適応と演出
自分の最良の部分を前面に出し
場にふさわしい自己を
演出していきます。
関係性の構築
有益な人々との
信頼関係を丁寧に築き
長期的な人脈を形成します。
地位の確立
継続的な努力により
その社会での自分の地位を
確固たるものにします。
このプロセスは
一朝一夕には完成しません。
しかし、継続的な努力と
細やかな配慮によって
やがて本物の社会的地位を
手に入れることができるのです。
蠍座12度~まとめ~
このように
あなたの「内面」にある
「最高のもの」を引き出すように努め
また「理想の環境」にある人びととの
ご縁を開拓したり
「理想的な環境」をイメージさせる
モノを身近に置いたりすることで
徐々にあなたの「波動」「波長」が
そうした「レベル」に共振し
いつしかあなたも
「大使館の舞踏会」のような
ハイレベルな環境にご縁ができたり
「理想の人々」の仲間入りを
することができるようになることでしょう
この度数が教えてくれるのは
環境に適応する柔軟性と
自己を高める持続的な努力の価値です。
より高いレベルの人間関係の中で
私たちは自分自身をも
高みへと導くことができるのです。
蠍座12度「大使館の舞踏会」のFAQ
Q1: さそり座12度を持つ私の魂の使命と人生の目的とは何ですか?
あなたの魂の使命と人生の目的は
異なる文化や立場を持つ人々との間で
調和と理解を生み出す
社交家となることです。
これは
ただ単に人付き合いが
良いということではなく
社会的な舞台や格式ある場において
異なる集団を結びつけ
円滑な関係を築くための
洗練された外交術を発揮することです。
魂の使命:
自己と社会とのバランスをとりながら
多様な人々が互いを尊重し合う
象徴的な場を提供すること。
礼儀やマナーを重んじ
柔軟な対応力をもって
関係性の中に調和をもたらすこと。
人生の目的:
自己のアイデンティティを維持しつつも
社会的に受け入れられ
実用的な価値や強力な人脈を築き
社会的な成功を収めること。
Q2: さそり座12度を持つ私の最大の強みと注意すべき傾向は何ですか?
<最大の強み>
洗練された社交術と外交能力:
異なる背景を持つ人々(国と国
集団と集団など)との交流において
相手に敬意を払い
適切な立ち居振る舞いや
プレゼンテーションで
自身や所属する集団の価値を認めさせ
関係性を構築する力があります。
ランクアップへの意欲:
ありのままの自分では到達できない
より高いレベルや
特権意識でつながる人脈や環境を求め
自己を向上させるための
努力を惜しみません。
<注意すべき傾向>
本心を隠す傾向:
社会的な成功や
人脈の獲得を優先するあまり
本当の自分を隠し続けてしまう
可能性があります。
常に気を張り
最高の姿を見せようと
努力することで疲弊したり
築いた関係が
表面的なものに留まってしまったり
することがあります。
「背伸び」や「策略」:
自分の価値を
大きく見せようとする見栄や
実用的な利益のための
戦略的すぎる関係作りが
時に「背伸び」や「姑息」と見なされ
信頼を損なうリスクがあります。
Q3: さそり座12度を持つ私の魂の目的を果たすための最適なキャリアは何ですか?
異なる集団を結びつけ
洗練された交流の場を設ける能力を
活かせるキャリアが最適です。
外交・国際的な分野:
外交官
国際機関職員
または商社や外資系企業の国際部門
(異なる文化を持つ人々と交渉し
調和的な関係を築く必要がある職)
社交・人脈構築の分野:
広報(PR)
ロビイスト
またはエグゼクティブ・コーディネーター
(組織の顔として振る舞い
有力者との関係を構築する職)
イベントプランナー
パーティーの主催者
(調和の取れた社交の場を作り出す職)
文化・芸術分野:
国際的なキュレーター
文化交流推進員
(文化の壁を超えた理解と交流を促進する職)。
Q4: 自己成長のために
さそり座12度のエネルギーをどう活用すべきですか?
さそり座12度の
「調和と洗練された社交」のエネルギーを
自己成長のために
以下の方法で活用すると良さそうです。
1. 礼儀・マナーの徹底:
どのような場であっても
他者への敬意を示す丁寧な振る舞いや
洗練されたコミュニケーションスキルを
常に意識し実践することで
あなたの社会的な基盤は
より強固になるでしょう
2. 柔軟な対応力の向上:
意見の相違や文化の違いに直面した際
妥協点を見出す姿勢や
相手の価値観や背景を
深く理解しようとする努力を続けることで
真に意味のある関係性が築けます
3. 自己開示のバランス:
最高の姿を見せる努力は大切ですが
信頼できる相手には
時にはリラックスした
姿や弱さを見せることで
より深い絆を得ることができます。
「本当の自分を隠し続ける」傾向を打破し
自己表現と協調性のバランスを取りましょう。
Q5: さそり座12度の変容の力を体現しているのは誰ですか?
さそり座12度(大使館の舞踏会)の
変容の力を体現しているのは
ケイト・キャプショー氏です。
彼女のキャリアの変遷は
まさにこのシンボルが示す
「異なる世界や舞台への進出と
それに伴う自己のランクアップ」
を象徴しています。
教師という社会的な基盤からスタート。
ソープオペラ女優へ転身し
公の舞台で自己の価値を表現。
ハリウッドのメジャー映画のヒロインという
より大きな国際的な舞台へ進出。
最終的に
スティーヴン・スピルバーグ監督の妻という
映画界のトップレベルの「社交界」
(大使館の舞踏会)の
極めて重要な立場に身を置くことに…。
これは自分の魅力を
最大限に「プレゼンテーション」し
特権的な環境へと段階的に入っていく
さそり座12度のエネルギーの
典型的な体現と言えるでしょう。