牡羊座5度「羽のある三角」*制限を無くし純粋な理想を求める
4月9日牡羊座新月の金星のサビアン。3月25日前後の太陽のサビアン。子どものような純粋な心に立ち返って、ご自身の「ほんとうの願望」に向き合ってみることの大切さを教えてくれるシンボルです。
あるクエスチョン
私がご提供しているコーチングは
ご質問によって
その方の潜在意識に潜んでいる
さまざまな「思い」を
引き出していく手法です
その中で次のようなご質問があります
「もしも…何の制限もないとしたら
ほんとうにやってみたいことは何ですか?」
今回のサビアンシンボル
牡羊座5度「羽のある三角」
はまさにこのご質問を
表していると思いました
私たちは
自分の心の奥に潜んでいる願望を
普段「なるべく見ないように」
「なるべく向き合わないように」
して生活していることが多いもの…
それはきっと
「そんなの、ただの夢」
「そんなの、叶うはずがない」
そう最初から決めつけている意識が働き
奥の方へ
奥の方へと
押しやっているからではないでしょうか
牡羊座第1グループ
こちらのシンボルが位置する
牡羊座「第1グループ」は
まさにホロスコープという
「魂の成長物語」の
初めの初めの「第一章」
ここから「物語」が始まってゆきます
春分点で生まれ落ちた牡羊座の魂が
社会環境の中に自分を割りこませる
という目的に向かって
(中略)
まず最初にしなければならないことは
まず自分の存在を確かなものにすること
(松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」)
なのです
そして
まっさらな魂は
まるで幼い子どもが
神のような賢さを見せる如く
人智を超えた大きな意識を
直感的に理解することがあるのです
(同上)
宇宙や自然界の法則
抽象的なビジョンや
形而上学的な概念なども
「言葉」や「論理」を通さずに
直感的に見通してしまうような
そんな能力を示唆するシンボルです
この世界にやってきたばかりですから
「経験」もなく
「この世界のルール」のような
暗黙の了解にも支配されず
純粋に
「高次からの情報を受け取る」
がごとくに理解できる…
そんなイメージです
「とらわれ」を無くして
そこから
私たちが学んでみたいことは
冒頭のご質問から
出て来る答えのように
「なにものにも囚われのない」意識を
取り戻してみること…
ではないでしょうか
私たちは
周囲の状況
他者からの視線
これまでの体験から得た教訓
「立場」というしがらみ…
そういったものを
無意識に
「総合的に判断」して
自分が取るべき態度
を決定しています
けれども
「じぶんが理想とする未来」
までも、そこに
委ねてしまって良いのでしょうか?
こころで直観的に
「いいな」と思う進路へ
心のコンパスを
自由に振らせてみるのも
時には大切なのではないでしょうか
もちろん
それを人に言いふらしたり
大声で発表しなければならない
というものでもありません
けれどもまずは
自分のこころが
本当は何を望んでいるのかを
じぶんで「知って」あげることも
大切なことであると思うのです
(コーチングは、そのお手伝いです)
自由な飛翔
さてここでは「三角形」という
カタチが登場しています
「3」とは古来
「創造性」を意味する数字でした
そこに
「羽が生えている」ことで
心のままに
イマジネーションがいざなうままに
「理想とする未来」を
羽ばたかせてゆくことができる…
それがこの
「羽のある三角」
なのではないでしょうか
ですので
こちらのシンボルを
ネイタルチャートにお持ちの方
また
強調されるシーズンには
インスピレーションを大事にして
思い付きでも
行き当たりばったりでも
「心の声」に忠実に
まずは「やってみたいこと」に
目を向けてみられては
いかがでしょう?
その際はどうぞ「制限を取り外し」
証拠を積み重ねたり
他の人の意見を聞いたり
一般常識や社会通念に囚われず
先入観を取り払ったこころで
どうぞこのご質問を
ご自身に投げかけてみてくださいね
「もしも…何の制限もないとしたら
ほんとうにやってみたいことは何ですか?」