牡牛座5度「開いた墓の前にいる未亡人」＊過去からの幻想に別れを告げる
4月24日蠍座満月の太陽のサビアンです。じぶんを縛っている過去の思い出との決別により自分を解放する…というシンボルです。
亡くなって
この世からいなくなった夫
自分がこれまで
大切にしていた思い出…
もう失われてしまったけれど
自分の心の中に
大切にしまってきたもの
愛する夫を失った女性は
夫のお墓に行って
この目でもう一度見ることを
望んでいたのではないでしょうか？
そして女性は
夫の墓を開いて
失ったものを
確かめようとしたのでした
けれども開いてみたお墓には
彼女の求めていた夫の姿はありません
何も無かったのです…
その喪失感
深い悲しみ
「もう既にそこにないもの」
「失われたもの」を
直視しなければならない…
ということでしょうか
今まで当たり前に
「ある」と思っていたものものも
いつかは失われてゆく…
ということを暗示しているようです
けれども
それを乗り越えることで初めて
彼女は立ち上がり
新しい人生へと
踏み出してゆくことができるのでしょう
別の見方をすれば
彼女の無意識、潜在意識に
影響を与え続けていたもの(夫の姿)を
しっかりと見つめ直すことで
「もう自分はそれに
影響される必要もない」ことに気付き
あらためて
新しい一歩を
踏み出してゆくことができる
…とも伝えてくれているのです
失われたものを
しっかりと認識することで
古い意識からの
「解放」が促されます
墓の中には「何もない」と
悟った女性は
栄光の記憶や
そこからの曖昧な期待といった
「過去からの束縛」に別れを告げ…
自分の足で歩み
自分で人生を切り開いていこうと
決心するのです
牡牛座とは
「自己の持っている資質を際立たせる」
という目的を持つサインです
１度から5度までに
牡牛座はそうした
「自分の資質」を開発しようと
努めてきました
それは
私たちのDNAに刻まれた
先祖からの血筋
＝生まれ持った能力や才能
（祖先たちの記憶や経験）
のことでもありました
しかし
そうした「祖先からのDNA」（＝墓）
のみに頼るのではなく
自分の本当の能力・資質を
自身自身で開拓してゆくことを
この女性は決意したのでしょう
だからこれまで
「寄りかかっていたもの」に決別し
「後にしなければならないもの」を
しっかりと認識しようとしているのでしょう
ある意味
「これまで頼りにしていたもの」や
「依存していたもの」
からの脱皮や脱却
また
「女性の自立」なども
表しているシンボルと言えるでしょう
最後までお読みいただき
ありがとうございます
サビアン・シンボルは
ホロスコープ
３６０度の１度ずつにあてがわれた
アカシック情報とも言われる詩文です
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