水瓶座28度「倒され、のこぎりで切られた木」別れを乗り越え大きな目的に向かう
2月17日前後の太陽のサビアン。「今ある環境からの離脱」を意味します。地方の故郷を発って海外にご自身の活動の場を移されたのち大きく成功された女性起業家の方がこの度数をお持ちでした。「何かを断ち切る」ことが次のステップへ進ませてくれる…そんなシンボルに重なります。
「見えないセンサー」が教えるもの
私たちには
これまで私たちが体験し
思い、感じ、考えてきた中で
蓄えてきたエネルギーというものが
備わっていると考えられます
それは私たち自身が発する
「波動」や「波長」と
なっていると言えそうです
それは
水瓶座のマークが表しているもの
とも言えそうです
それは
「見えないセンサー」となって
何かを気づかせて
くれることもあるのです
それは
「何となく…」
といった
とても微(かす)かな感覚ではありますが
確かに何かを
私たちに伝えてくれています
それに「気が付いてゆくこと」
がとても大切だと思うのです
それは
日常生活の些細な事について
であることもあるし
また、生きていく中で
「選択すべきこと」として
やってくることもあります
そう、時にはそれが
残念ながら
「離別」のとき
を伝えてくることもあるのです
ありがとう、さようなら
例えばこれまで
「当たり前に属していたグループ」
の中で
「何となく…」の違和感
がじんわりと上がってくるようなとき
そしてどんどんそれが
頻繁になってゆく…。
もしかしたら、そこは今まで
あなたにとって
本当に大切な心の拠り所
だったかもしれないけど…
何となく…
「今の自分」とは
「波長」や「波動」の
「ずれ」を感じてしまう
成長し
新しい目的を見つけた
あなたの「波長」が
「グループ」と出会った頃とは
いつの間にか
違うものになっていた
その「ズレ」が
「何となく」の「違和感」
を感させてしまうのです…
もしそうなら…
それは
「そろそろそこを卒業すべき時だよ」
という合図なのかもしれません
いまそんな風に感じている方は
案外多いのではないでしょうか
それは
水瓶座28度のサビアンが
そこからあなたを
「切り離す」ことも必要だよ
あなたを活かす場所は他にあるよ
…そんな風に
伝えているのかもしれません
ビジョンを明確に
でもね
「グループ」や「ネットワーク」から
学ばせてもらった
大切な知識や経験は
あなたの中に
しっかりと根付いています
「大きな木」
=「生きる目的や使命」
が育っていく
根っこになっています
自分をこれまで助け
育んでくれた環境から独立して
自分の「考え方」そのものの中に
人生の拠点を作り出してゆく
(松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」水瓶座28度)
水瓶座28度は
ルディア版の訳では
「切り倒され
のこぎりでひかれた樹木は
冬の薪の供給を確実なものとする」
となっています
「冬の薪の供給」
➡つまり「未来の時間」の中に
そこにいる人々のために
知識や経験を役立てるには
「あなた」という個性を
発揮してゆくためには
何を行いますか?
あなたが本当にやりたいことは?
この人生で成し遂げたいことは?
そしてその「未来の時間」の中で
あなたはどんな人物に
なっていたいですか?
そんな問いかけから
ビジョンを明確化してゆくことで
進むべき道筋も
クリアになっていくことでしょう
心の中で
誰かに依存している間は本当の意味で
自分の意志を見出すことはできませんこれまで進行していた
古い流れがストップしたときじぶん自身に戻るとは何か、
真剣に考えてみると
正しい回答が得られます。(松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」水瓶座28度)
「選択」の基準は?
でもそうは言っても
いま属している「環境」や
「グループ」からの
「期待」や「同意」は気になるところ…
わたしたちは
「ひとから賛同が得られるかどうか」
を選択の第一基準にしがちですよね
生きている限り
そうした影響を
すっかり突き放すのは
ちょっと無理がありますよね
でも大切なのは
それに従うかどうかを判断する前に
いまじぶんが
「選択の基準をどこに置こうとしているのか」
に気付くこと
いま「私たちの本心」は
何と言っているのでしょうか?
そんな心の声に
しっかりと耳を傾けてみる
つまり
「問い」に対し
「内観」を続けていく
それこそが
一番大切なのこと
なのではないでしょうか?
「見えない声」に揺さ振られて
それを考えさせてくれる
とても印象的なお話しを見つけました。
それは
2022年2月
北京オリンピックで
「3度目の金メダル」
の座を明け渡した
羽生結弦選手のインタビュー記事です
この試合の近くにあった獅子座満月では
満月のホロスコープの
太陽がこちらのシンボル
そして
満月のアセンダントが
羽生選手の太陽に重なり
そして満月の月が
彼の火星に重なっていました。
(ホロスコープを無料で作成さん)
羽生選手はこの試合のあと
記者陣の前で
今回のミスが
「氷上の穴」に足がかかってしまった
と発言したことを
「氷をつくってくれた方々」への非難
と取らないで欲しい
と伝えると共に
滑らせて頂いたのが
「とても良い氷」で感謝している
など
受け入れの方々を気遣っています
それは
たとえ間違ったことは言っていなくても、
自らの影響力、大会の規模、関係者の立場などを踏まえて、
自分発信でフォローの言葉を伝えようとする行為に
優れたリーダーの資質を感じさせられ
るものでしたが
なにものにも動じないように
見える彼が実は
『何か言ったら嫌われるだろうな』っていうか、
『何かしら言われるんだろうな』って
怖い気持ちもあるんです
(東洋経済オンラインさん
羽生結弦が緊急会見で怖さや言い訳を口にした訳 )
とも発言されたのだそうです
あのような方でさえ
やっぱり「何を言われるか」は
気になってしまう…
ということですもの
私たちが
心に向き合うよりも前に
誰かに
「良しとされるような」
「認められるような」
言動を第一に考えてしまうのも
無理はありませんよね💦
そうして誰もがそこに
「縛り付けられて」
しまうのですよね
ではどうしたら良いのでしょうか…?
心の中の子ども
そのヒントが
このあとの羽生選手の発言に
宿っているような気がしました
スケートのことを嫌いになることは
たくさんありますし
『フィギュアスケートって何だろう』
とよく思いますし
『僕自身が目指していることが
フィギュアスケートなのか』
とも考えます
と語りながら
正直今まで
『4回転アクセルを飛びたい』
と目指していた理由は
僕の心の中に“9歳の自分”がいて
あいつが『飛べ』って
ずっと言ってたんですよ。
ずっと『お前下手くそだな』って
言われながら練習していて。
でも今回のアクセルは
何かほめてもらえたんですよね。
『一緒に跳んだ』というか (同上)
…羽生選手の心にはいつも
「9歳の自分」
がいて
向き合って来られてたんですね
「他人からの評価」にもまれながらも
「9歳の自分の願望」に
忠実にあろうとして来られたのですね
「子ども」は西洋占星術では
水瓶座の対向にあり
いわば「対(ペア)」の関係にある
獅子座の象意です
あなたも
心の中に住む
純粋な「子どものこころ」
に向き合ってみることで
「本当に大切にしたいこと」
も見えてくるのではないでしょうか
そうした
「素直なこころ」に向き合い
そこに集中していくことで
あなたの「波動」(水瓶座)も
きっと変ってゆきます
すると
“いろいろ言われること”
や
“嫌われること”
といった
「恐れ」にとらわれる心さえ
克服していける…のではないでしょうか
それが
「子どもの心」を持つ「獅子座」
の向こう岸の「水瓶座」
…が求める「自由」
への架け橋となるのではないでしょうか
この記事を書いている2023年11月20日の2日前
羽生結弦選手は「離婚」を
発表されました
その「決断」について
外部が「善し悪し」を
ジャッジするのは簡単です
けれども
「誰かに何かを言われること」
よりも
「自分の心に問うてみて
どう行動すべきか」
を痛みの中から
「自分なりの答え」
を導き出した彼の決断は
まさに今回のシンボルに
重なるような気がしました
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