水瓶座6度「ミステリー劇の演技者」ペルソナ…それは理想の人物への初めの一歩
1月26日獅子座満月…太陽のサビアンです。あなたには今何か叶えたい願望がありますか?成し遂げたい目標がありますか?もしくは今抱えている問題で軌道に乗せていきたいものはありますか?そんなとき目標へ到達する近道は「理想の人物」になりきることかもしれません
2016年1月
デビッド・ボウイの訃報が
全世界に流れた。
折しも
彼が亡くなったとき
私は心身ボロボロだった。
実際亡くなったのを知ったのも
随分あと
SNSか何かで…
忙しくて
ニュースなんて見てなかったから。
でも
ひと世代前のアーティストではあるが
私は彼の楽曲が好きで
いつも励まされていた
人生でしんどくなる時はいつも
ひとりで暗い坂道を
歩いている時などに
彼の歌声が
自然と頭に流れていた…
そうあの頃は
軽い気持ちで引き受けた
ボランティアの役職で
60人のメンバーをまとめるため
1年に3000通以上の
メールのやり取りをするはめになり
いろんな責任を
一人で引き受けてしまっていた
自分としては
善意でOKしたにもかかわらず
前例とは違う事態が
どんどん押し寄せて
ひと段落ついたころには
ものすごく体調が不調となって
毎日がしんどく
布団から起き上がるのもやっと…
という日も多かった
病院に検査にも行ったけれど
どこにも悪いところはありませんと
漢方薬だけ処方された
恐らく精神的なものでしょう、と
そんな精神状態のせいか
家族ともうまく
コミュニケーションが取れず
それがまたストレスになっていた
それから数か月たって
彼が亡くなったときに
いろんな著名人が
追悼コメントを
出しているのを見かけた
その中で
マドンナのコメントしていた言葉が
こころに刺さった
「デトロイトの彼のコンサートに行って
私の人生は変わったの
彼は、
人と違っていてもいいんだと
教えてくれた。」
私は気付いた
そう、あの頃の私は
周囲が求める
「いいひと」でいなければ…
という気持ちが強くて
どこにいても
「いいひと」という
「ペルソナ」になり切ろうとして
苦しくなっていたのだと思う
だから
「人から非難されるかもしれない」じぶんは
表に出さないように
人からわからないように
抑えつけていたのだと思う
医者に行ったのも
健康診断で
喉のところの腫れを指摘されて…
だったけれど
甲状腺の検査してもらったところ
正常値だったのだ
こんなに不調なのに
そんな筈はない…
と思ったのだけれど
数字はそう出ているのだから
仕方ない
(病気でなくて良かったのだけど!)
けれどもいつも
喉のところに何か
詰まっているような感じがしていたのだ
でも…うすうすは
わかっていた
ほんとうは
詰まっていたのは
喉のところまで
出かかっているのを
いつもゴックリと呑み込んでいた
わたしの「言葉たち」だった
けれどあの頃は
「言いたいコト」すら
自分の中でも
明確に形にならなかった
たとえ誰かに
「ありのままのあなた」
でいいんだよ…と
言ってもらったとしても
それが何なのかさえ
わからなかった
「人と違っていてもいい」
じぶんとは
どんなじぶんなのかさえ、
わからなかった
ちょうどこの
水瓶座6度のサビアンのように…
いつも
「そこにいるべき自分」を想定して
それを「演じて」
いたような気がする
だから
その場その場で
いつも異なる仮面の「わたし」が
存在しているだけ
水瓶座6度は
「ミステリー劇の演技者」
だ
じぶんが所属する
人間関係の「場」の中で
どこにいるじぶんが
本当の自分なのかさえ
わからなかった
それからまた数か月たって
「デビッド・ボウイ回顧展」
というのが開催されているのを知った
何となく惹かれながらも
あれこれ迷いながら…
でも
もう最終日近くになって
やっぱり…
と重い腰をあげ
会場へ向かった
回顧展では
彼のステージ衣装や
住んでいた部屋の再現などが
様ざま展示されていた
けれど
一番印象に残ったのは
展示の横に
掲示されていた
添え文だった
デビッド・ボウイと言うと
カラコンや奇抜でド派手な衣装を
思い出す方もいるかもしれない
そう彼は
その時々のアルバムに合わせ
ステージや衣装や振る舞いなど
次々変えていた
どこかで読んだのだけれど
彼は日本の歌舞伎役者が
衣装を変える様に魅せられて
それを意識して
衣装替えに取り入れていたとか…
けれどその「添え文」によると
彼はそうしたステージや
彼の創り上げた
キャラクターのあれこれ
だけではなく
「デビッド・ボウイ」という
歌手・アーチスト・俳優…
そういった
「一人のスター」
そのものを
自分自身で設定し
それになり切って
「演じきっていた」
…というようなことが
書かれてあった
そしてその
「スターという役柄」を
徹底するために
普段身に着けるものや
衣食住の細かいところまで
計算し、設定していたらしい
そうやって
設定人物の世界観の中に
入り込んでいたのだと
つまり彼は
「デビッド・ボウイ」という「スター」
自分の「理想像」のキャラクターを
じぶん自身で練り上げ
創り上げ…
それに「なりきる」ことを
徹底して行っていたのだ
その結果…
彼は見事
「スター」になった
世界中の人々が
彼の創り上げた
「イメージ・キャラクター」に
大きな憧れを抱き…
惹きつけられた
つまり
「デビッド・ボウイ」という
アーチストの人生の全体、そのものが
「ショー・タイム」だった…とも
言えるかもしれない
「ペルソナ」
…そんな言葉が浮かぶ
「仮面」
「架空の人物像」として
マーケティングでも
よく使われる言葉だ
けれども…
もしその「ペルソナ」に
心底なりきって振舞えたなら
それは「仮面」と呼べるだろうか
私と彼の違うところ。
それは
彼は「自分がなりたいもの」が
心の底から
「わかって」いたのだ
じぶんがこの地上で
演ずるべき「役割」を
理解していたのだ
私には
それが
わかっていなかった
だから
いつも
周囲に流されるままに…
川に流される
流木のように
漂っているだけだったのだ
それから数か月後
耳に入る周囲の言葉に
流されそうになるのを
必死でこらえながら…
私は私の進みたい道を決めた
いろんな「人間関係」を
断捨離した
正確には
「自分がなりたいもの」や
目指したい「自分像」なんて
その時にはまだ
ふわふわした
蜃気楼のようなものだったけれど…
ともかくも
「こっちじゃない」
ということだけは
わかったから
そして猛烈に
勉強を始めた
誰かに投影してもらうのでなく
じぶんが
「あるべきじぶん」と認められる
自分像を探して
そこからまた
何年もかかったけれど
いろんな方面から
アプローチする
手法を身に着け
生まれてくる時の
「わたし」が
今回の人生に
「求めていたもの」
「設定していたのもの」が
だんだんと見えてきた
今はあの頃に比べ
ずっとハッキリとした
「像(ぞう)」=イメージ
に結ばれている
まだまだ
ぼやけているところもあるけれど
日に日にその「像」は
明確になって
そして私は毎日
その「像」に向かって
歩みを進め…
そうするうちに
あんなに酷かった
体調不良は全く無くなり
心身共にすっかり健康になった
あんなにストレスになっていた
家族との関係も
すっかり解消し
家にいることが
苦痛でなくなり
お互いに尊重し合いながら
ちゃんとコミュニケーーションが
取れるようになった…
だからあなたも
もし
こころの中に
「理想の未来」のイメージ
があるのなら
それを実現するために
一番効果的かつ
理にかなったやり方は
恐らく次の2つ…
これまで
「潜在意識」や「引き寄せ」
「脳科学」「心理学」
「願望達成」など
さまざまを学んでくる中で
多くのメンターの方々が
口を揃えて語ってらしたこと…
その中でも
この2つが
「中核」だと思う…
⚜その1⚜
「自分の願望を既に達成しているひと」
の近くにいて
その考え方や
立ち居振る舞いに触れ
その人の醸し出している
”波動”に
自分を近づける
⚜その2⚜
「自分が既に
願望を達成している状態」
…の「あり方」を意識して
その「あり方」になり切って
その”波動”を醸し出しながら
話したり
行動したり
振舞ったりする…
…つまり
願望をイメージしたり
アファメーションを唱えることも
大切だけれど…
「今すでにそうなっている」状態の
「あり方」の波動の中に
自分をまるごと没入して
もう既に理想の未来が
叶っている自分として振舞ってみる
⏫あ~これってほら…
デビッド・ボウイがやってたことでしょ、
そのまま
そう…「ペルソナ」だ…
だからもしあなたが
本当になりたい
自分の「理想像」があるなら
☑その人物はどんな服を着ているか
☑どの人物が住んでいる部屋に置いてあるものは何か
☑その人物が好きな食べ物は何か
☑その人物が朝起きた時にしていることは
☑その人物が夜寝る前にしていることは
☑その人物がよく会う人はどんなタイプのひとか
☑その人物がよく使う口癖は
☑その人物の立ち居振る舞いはどんなか
☑その人物の姿勢は?
…などを想定し
人物像を「設定」し
それに沿った「在り方」で
生きてみて…
デビッド・ボウイが
「デビッド・ボウイ」という
「ペルソナ」になり切って
「デビッド・ボウイ」を
生き抜いたように
あなたも…