牡牛座13度「荷物を運ぶ男」*欲しい物を手に入れたのちの責務を果たす
5月3日前後の太陽のサビアンシンボル。欲しいものを確実に手にしてきたことでそれに伴う役務を責任を持ってこなしていく姿が描かれています。
牡牛座は11度「花に水をやる女」で
自信の喜びのために
身の回りにあるもので
自分を満たすことを覚えました
そこから始まった
牡牛座第3グループで
次のサビアン
牡牛座12度では
「ウィンドウショッピングをする人々」
となって
華やかなデパートのショーウィンドーを眺めながら
次に手に入れたい
自分を喜ばせてくれるなにものかを
物色します
そして手持ちの資金以上に
欲しいものをあれこれ買い求めたひとは
今回の度数で
その負債を補うために…
つまり
使い過ぎたクレジットカードの支払いを
なんとか工面するために
今まで以上に
そして
自分の限界値を超える以上に
「労働」にいそしまなければ
ならなくなるのです
そうまでしても
牡牛座は
「目に見えるもの」を自分の手元に置いて
「五感」で感じ取られる「満足」と「喜び」に
自分を浸しておかなければ
気が済まない…
そんな「体験」を望んだのでしょう
ともあれこちらの度数では
身体が疲労困憊し
精神がストレスで一杯になったとしても
自分が既に決済を澄ませてしまった
カードの支払いを済ませるために
頑張り続けるのです
それはある意味
こんにちの私たちの生活の
全体に組み込まれている
「消費社会」というものの
罠なのかもしれません
けれども「欲しいものを手に入れる」ことで
自身の欲望を満たし
そのためにまた
社会生活や
経済活動の中で
しっかりと義務を果たしていくというのは
ある意味とても健全なこととも言えるでしょう
牡牛座13度 「荷物を運ぶ男」
底力を試されるとき
⚜サビアン・テーマ⚜
*社会的責任を担う
*欲しいものを手に入れたことの重圧を引き受ける
*逃げ腰にならずに積極的に役務をこなしていく
⚜あなたの本質⚜
*社会活動と経済活動に積極的に関わっていく
*たぐいまれな集中力で
与えられたタスクを次々こなしながら
また次の仕事に挑戦していく
*時には策略と駆け引きをも駆使しながら
責任と義務を果たしていこうとする
⚜運命傾向⚜
*やりたいことや欲しいものが多い分
支払いに追われ
結果次々仕事を背負い込むことに
*社会人としてステイタスを感じられるような
大きな買い物に長期ローンを組むことで
自分の社会的立ち位置に満足感を得ることも
*長期の支払いというものが何を意味するか
身を持って体験することでそれに対処するチカラや
アイデアの発想力も磨かれていく
*経済活動だけでなく
人間関係でも責任を伴う立場に置かれがち
自分のこれまでの行動の結果が
そのような立場を招いている場合も
⚜運気アップ・アドバイス⚜
*他人の面倒を見なければ
ならない立場に追い込まれても
最後まで責任を果たしてゆくことが大切
*多忙であることが有能であるかのような
価値観を身に着けると
休むことに罪悪感を感じがち
時には自分の身体も大切に
(参考:松村潔先生「3年後の私がわかるサビアン占星術 未来事典」)