時々、生きていく上で
回り道をしてしまったな、
と思うことがあると思います
自分が進むべきと思う
そんな道に辿り着くまで
全然違うところで
彷徨っていたな…と
そんな時には
後悔しきり…
なんて時間を
無駄にしてしまったんだ
そんな風に
思ってしまうのでは
ないでしょうか
どうしてあの時
あの決断を
してしまったのか…と…
けれども
ネガティブに見える物事にも
必ずポジティブな側面がある…
そして
逆もまたしかり
物事は全てそんな風に
「陰と陽」
両方の側面で
できています
私達はつい
どちらか一方で
ものごとを捉えがち…
けれども大切なのは
「出来事」への
自分なりの「意味づけ」を
もういちど
捉え直してみること
どんな出来事からも
「得たもの」
「学んだこと」が無かったか…
そうすれば
辛かった出来事も
今の自分を創りあげた
「糧」と見ることができます
スピリチュアルの世界では
私たちがここに
生まれてくるのは
「魂の成長のため」とされますね
これもひとつの「設定」だから
信じるも
信じないのもあなたの自由
けれども仮に
その設定を信じてみれば…
救われることも
多いのではないでしょうか
(ならばどうせなら
その設定を信じてみては)
例えば…
どなたかのお話で
生後すぐに
亡くなってしまう赤ちゃんについて
それは本当に不幸で、
悲しい出来事だけれども
その赤ちゃんの「魂」にとっては
お腹の中で
愛情を一杯に注がれること
そして、生まれて数日
両親の愛を
一身に受けること
それが彼(彼女)の魂の完成にとって
「本当に必要な」
キーのような出来事だったから…
その「ほんの数日」であっても
その魂は本当に満足し
それを得ることで
「最後の学び」を
終えることができた
だから
その赤ちゃんの魂にとっては
それで
パーフェクトなのだそうです
そんな風に
それぞれの「魂」には
それぞれの目的があって
すべての魂が
キャリアを積んで
社会的に成功するために
生まれてくるのではない
そうなのです
それぞれの魂に
それぞれの魂の
「意図」があって
生まれてくるのですね
そして辿り着いた先でなく
辿り着くまでの道程にこそ
意味がある…
去年の春
わたしの
あるお知り合いの方も
まだ50代になったばかりで
この世を去られました
彼女はいつも
自分のためでなく
自分の所属するチームのために
全力を尽くしている方でした
私から見ると
もっとご自身の時間を
大事にすればいいのに
そんなに
ひとに貢献することばかりに
時間を使わなくても良いのに…
と思っていましたが…
あの方の魂にとっては
誰かのために
力を尽くしたい。
人を助けたい。
力になりたい。
それだけが
目的だったのかも…
そんな「魂の目的」のためには
時に
「チームの目的」にまい進されることで
周囲からの理解が得られず
ご自身に矛先が
向けられることになっても…
チームの役割を完了されたことで
あの方の「魂の目的」は
果たされたのだと
そう願いたい…
お仕事がひと段落され
「これからは自分の
やりたかったことをやる」
と仰っていたけれど
その後すぐに病気がわかり…
それを果たせずに
亡くなってしまった
けれど、それでもきっと
もう十分に全力で走って
目的を果たされたのだと
今は、そう
信じたい
…そしてあなた。
今を生きておられるあなた。
あなたには
「明日」があるから。
あなたにはきっとまだ
たくさんの
”この世界で
「成し遂げよう」と思ってきた”
ことがある。
だからまだ、「道の途中」。
いえまだ ”それ” がわからなくても
”それ” を思い出すために、きっと
「これまでのあなたの歴史」
があったのです
だから、どうぞ
どんな過去も
あなたにとって
かけがえのない宝物
もういちど
その「意味」を
怖れずに見つめ直し
受け止めてあげてくださいね
今まであなたに起きたこと
今ここに起きていること…
そうすれば
きっと
ここから先の未来にも
起こってゆくことを
受け止めてゆくことができる
愛を持って…
そしてきっと
その「道のり」は
「あなたの魂」のためだけでなく
私たちが属する全体
もっと大きな存在にとっても
大切な意味がある
と思うのです
だからどうぞ
自信を持って
この曲がりくねったように見える
道程を楽しみながら。
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