双子座26度「森の中の霜柱」*手放しながら自分の内側を見つめ直す
6月17日前後の太陽のサビアン。生活の中で重要なものだけを残し他は切り捨ててくる中で自分らしさをもっと追求し一番大切なものをハッキリとさせてゆく…というシンボルです。
冬の中の樹木
逆境の中でこそ
人の本来の性質や魂の意図、
人生の本質などが見えてくることを
示唆するシンボル…
必要なものと
そうでないものを
選り分けながら
再び立ち上がって行くような
強さを秘めたシンボルです
凍てつくような空気の中
樹々は全ての葉を落として
枝のみが残っています
その根元の土には
ただ霜が降りている…
ここで持ちこたえるために
頼りになるのは
木そのものが持っている
生命力…
でも…
何故樹々は自身を装う
美しい葉を
すべて落として
しまったのでしょうか
「自分の在り方」を見つめて
それは春を迎えた時に
新しい命の芽を吹く「種」に
エネルギーを集めるため
葉をすべて振り落とすからこそ
種に栄養分が送られるのです
「種」=いちばん大切なもの
だけを残し
新しく生まれ変わって
新しい時間を生きていくのです。
つまりこちらのサビアンは
もう一度
「じぶんのあり方」の原点
を見つめ直す…
そんなシンボルなのです
「枝葉は捨て去る」
ということは
「周りからの目」や
「世俗的な価値」を捨て去る…
という風にも考えられます
つまり「じぶんの内面的な価値」
「ほんとのところは、どうなの❓」
というところに
気が付いていくということ
あれこれを切り落とし
最終的に残ったものが
「わたし」にとって
もっとも重要な価値のあるもの
そこに
「じぶんの本質」
「じぶんの原点」が見えてくる…
そんなシンボルです
「本質」以外は手放す
また
この度数の一つ手前は
双子座25度
「パームの枝を刈る男」
「枝葉」を剪定し
じぶんの意図する形(理想像)
に整えていくシンボル
だから
このシンボルを行き過ぎるシーズンは
双子座と言っても
軽~いノリの雰囲気より
少し真剣に
自分に向き合わなければならない時間
となるかもしれません
お仕事・・人間関係・お家の環境…など
どちらかと言うと
増やすことよりも
減らすことに
そのように必要最小限の中に
ご自分を置いてみることで
「迷いが晴れる」こともあるかも…
「こころの断捨離」と
言えるような出来事も
起こってくるかもしれません
つまり「手放し」と
「本質の見極め」が促される
大事な時…
そうした中で
自然と淘汰され
「残っていくもの」…が
あなたにとっての
「ほんとうに大切なもの」
そして
樹々が自分の生命力でのみ
冬をもちこたえるように
「一人の力」では
「どこまでできるのか」
を見極めることが
必要になってくるかもしれません
つまりご自身の才能や能力、力量
…といったものを
じぶんでどれだけ信じられるか
が試されるとき…
と言えるかもしれません