牡牛座28度「成熟したロマンスで求められた女」*ドアを開け新しい風に吹かれて
5月19日前後の太陽のサビアン。【地のエレメント】から【風のエレメント】への移行を表すシンボルが、冥王星が水瓶座へ入り【風の時代】が本格化する現代の私達に、「今大切にしたいもの」を教えてくれるように思います。
過去と未来とのはざまで
今回のサビアンは
ルディア訳では
牡牛座28度
「人生の変化」を経た女性が新しい愛を体験する
です
社会的
年齢的な
制約を突破して
新しいことに
チャレンジしていく力
この人は常に
新しいやり直しをはかろうとする。
このやり直しを
したくなる時というのは
やっている仕事が
衰退し始めたとき
社会的な義務や制約が
重荷になったときなど
(松村潔先生「神秘のサビアン占星術」抜粋)
あなたも何かの
「重荷」から逃れたくなった経験は
ありませんか?
このサビアンを見て思い出したのは
かなり前ですが
テレビでたまたま視聴した
原田知世さん主演
北川悦吏子さん脚本の
「3つの月」
というドラマでした
自然の木々や川が美しい
山あいの小さな町で
母・妻・嫁の役割に
縛られている女性
定食屋での仕事や
入院中の義母の世話に
疲弊する日々…
そんな彼女の
東京から来た
「作曲家」を言う男性との
ささやかな心の触れ合い
ラストシーンで
一緒に東京へ行きましょう
と誘われて、身支度をする彼女…
けれど「あるもの」を見て
はっと彼女は我に返ります
しかしその男性についていくと、
これまでの全てを
捨てなくてはなりません。
牡牛座28度は
枯れつつある中に
新しいチャンスが
持ちこまれることを意味しますが
新しい道の選択には
勇気が要ります。
その怖さから逃げ帰る人も多く
逃亡を繰り返し過ぎると
すべては徒労に終わるでしょう。
(松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」)
ですが…
駅に行くことはなかったけれど
彼女の「心の中」では
この一件できっと
何かしらの「変化」が
起こったのではないでしょうか
それは
男性についてゆく/いかない
…というところを超えた
自分自身のこころの奥の
「意識」の変化
です
このドラマのタイトルは
「3つの月」と言いました
中国のことわざ
「一月三舟」(いちげつさんしゅう)
からとられたようです
停まっている舟、
北に向かう舟、
南に向かう舟…
から見ると
空に見える月は同じ月でも
見る場所によって
それぞれ違った月に見える
という意味だそうです
きっとこの女性には
この一件で
「別の船」から
自分の人生を見つめる視点
を持つことが
できたのではないでしょうか
「母や妻や嫁」という立場や
「役割」を
離れたところにあっていい
まっさらな存在
としての「じぶん」
そんな展望が
芽生えたのではないでしょうか
「地の時代」から「風の時代」へ
今回のひとつ前のサビアンは
牡牛座27度
「ビーズを売るインディアンの女」
というシンボルです
牡牛座は自身のいる世界に
安住するというサインです。
何か言いたいことがあると
それを公共的なこと
(自分の大切にしている文化的な生産物)に
すり替えて主張することになります。
自分の生まれそだった
ローカルなものに対しての愛着が高まり
それを強調したくなります。
(松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」)
2020年12月の
グレートコンジャンクション
そして来年の冥王星の
最終水瓶座入りで
【風の時代】が
本格化しつつある現在ですが
水瓶座の一つ前のサインは
牡牛座と同じ
【地のエレメント】の山羊座
「水瓶座」とは
この山羊座や牡牛座など
「地のエレメント」が大切にしている
「ローカルな価値」を
脱皮しようとするサインです
【水瓶座時代】
【風の時代】への移行は
それぞれの個人が
ローカルな中に
(縛られて)培ってきた
「価値観」の変化を
意味していると思います
そこで経験したこと
学んだこと
受け継いだことを
大切にしながらも
これからの時代に
「本当に大切したいものはなにか」
…については
一人ひとりが
ローカルな価値観を離れ
「じぶん独自の物差し」
で向き合っていくことを
促されているのではないでしょうか
牡牛座「第6グループ」
【地のエレメント】から
【風のエレメント】への
移行の時代にあたり
今回のシンボルが属する
牡牛座「第6グループ」は
とても象徴的です
牡牛座=【地のエレメント】を抜け
双子座=【風のエレメント】への
移行を表すシンボルだから…
「自分」にこだわってきた
牡牛座に対し
双子座は
自分ではない
「外の世界」に好奇心を持って
興味を向けるサインです
牡牛座27度の
インディアンの女性とって
大切だったものは
自分が「属する文化」が
伝統的に受け継いできたもの
(=ビーズ製作)でした
しかしそうした
「伝統工芸」の作品が
たくさん出来上がって来るにつれ
それを路上
(=双子座が象徴する外の世界)で
販売することを始めます
「路上」
=「人々が行き交うストリート」とは
いろんな外部の人々
が情報をもたらす交差点です
自分の中で持っているだけで
満足していたものを
「商品として路上で売る」
他の人々にも
アピールしたり分け与えたりする
双子座的な資質が芽生え
自分の持てる力を
外部に対してデモンストレーションする
(松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」)
のです
(だから牡牛座28度の女性は
この「ストリート」で
男性に声を掛けられた…
ということになると思います)
以上より
このサビアンを
ネイタルチャートにお持ちの方
また強調されるシーズンには
あなたのDNAに受け継がれ
また
ローカルな土地の中で
磨き上げてきた「資質」や「能力」を
「外の世界」へ表現してゆく…ことが
促されているのかもしれません
「持っているもの」を
もっと外へと開いてゆくこと
家のドアを開けて
「路上」という外へ出ること
そこから生まれてくる
「反応」(風)に
それをさらしてみるように…と
バタフライ・エフェクト
そうしたあなたの起こす
「小さな風」は
散ってゆくうちに
「大きな風」となってゆく
可能性もあるのが
【風の時代】です
それは
「バタフライ・エフェクト」
と呼ばれる現象…
1羽の小さな蝶の羽ばたきが
地球の向こうに
嵐を起こすこともある…
とされる仮説です
それは【風の時代】を
象徴する言葉であると思います
だからこそ
ローカルな価値観から
一歩踏み出す勇気があるかないかで
その後の人生も
全く別のものに変わってしまう
「地の時代」のように
長い時間はかかりません
一瞬ですべてが変わる可能性を
秘めているのです
「心の壁」との闘い
そうは言っても私たちは
いざ何か
新しいことに挑戦しようと思うと
慣れ親しんだ世界から
一歩を踏み出す
その一歩が
とてもとても大きく
感じられてしまう
ものではないでしょうか
けれども
実のところそれはただ
私たちの「心の中にある壁」
「こころ」が創り出している
壁にすぎません
ですから
じぶん自身の「こころ」で
乗り越えることも
可能なはずなのです
さて無人島のダニーの話である。
島では何も考えなかったし
君に言える教訓なんてない。
けれど、自分の可能性に
確信を持つようにはなった。
自分の周りに壁がある。
だれにだってある。
それは、乗り越えようと思いさえすれば
乗り越えられる。
自分に対してストップをかけられるのは、
自分だけ。一番大事なこと。
それは自由であること。
自由でいようとする
情熱を持ち続けること。
「水瓶座時代」は
「波」の時代です
「波」とは
「心の中の意識」です
そう、冒頭の「三つの月」の女性が
心の中の「意識」だけは
きっと変えることができたように…
だからもしあなたが
「新しい人生」への
「変化」を
受け入れていきたいのなら
まずは
「バタフライ・エフェクト」のように
じぶんの心の中の
小さな意識を
変えてゆきましょう
「心に変化を起こす」ために
そこで今日は
2つのご提案をしたいと思います
まず一つ目は
「心の変化をキープして
変化に対処する下地を作る」
処方箋です
…なーんて難しそうな言葉
を並べましたが😅
➡ありきたりで恐縮ですが
実は「断捨離」です…(;^_^A
「ビーズを売る」
女性ではないですが
今持っているモノを手放すこと…
でもやっぱり
効果絶大です‼
モノには
それを手に入れた時々の
「信条」や「感情」が
エネルギーとして
染みついているからです
そしてその「モノ」を
手にしたり目にしたりするうちに
知らず知らず
そのエネルギーが
反復して
意識に刷り込まれてしまうのです
そのエネルギーは
私たちを縛る「思考」「考え」
にもなり得ます
だからもし
あなたの「考え」や「生き方」に
以前とは異なる変化があって
それを手に入れたときとは
異なる自分になっているなら…
もう「現在の意識」には
必要でなくなっている
「モノ」をなるべく早く
手放すことが大切…‼
そうしないと
「モノ」の発するエネルギーに
また引き込まれ
「過去の意識」に
連れ戻されてしまうから…
木星が牡牛座を抜け
双子座を通過していくこの季節
是非あなたの
身の回りの品々を見直してみませんか
詳細はこちら
「情報機器」の環境整備も
また特に注意したいのが
スマホやパソコンのなど
情報機器のファイルの中身です
【風の時代】とは
「情報社会」ですから
これらの情報機器はいわば
「ストリート(外部社会)への扉」です
フレッシュで信憑性のある情報が
何より大きな意味を持つ
これからの時代
メールや
ブックマーク
アプリなどで「今のわたし」には
不必要と感じるものは常に処分し
必要な情報を
取り出しやすくしておくことが
スムーズに
【風の時代】の運の波に乗る
必須条件であるように思います
「手に入れたい」未来をシャープに
以上のように
「モノ」や「情報」の整理が
できていればいるほど
新しい情報がやってきたとき
これは「現在」(そして「未来」)の
「わたし」のために
「価値あるも」であるか?を
正確に感知できるのでは
ないでしょうか
何故なら
「自分を取り巻く環境」や
「情報のプラットフォーム」を
整理しておくことは
「本当に自分がのぞんでいるもの」
「降り立ちたい世界」を
どんどん明確にしてゆく作業に
他ならないからです
「思い」を「行動」に移すには
それでも
目の前に明らかなチャンスが
やってきたとき
躊躇して
踏み出せない…
そんなこともありますよね‼
そんなときにおすすめなのが
こちら…‼
メル・ロビンズさんが提唱され
全米ベスト・セラーとなった
「5秒ルール」です
最初の5秒
人は何事も
素直に「やってみよう」と思うそうです
けれど5秒後には
脳が
「出来ない理由」を
並べ立て始める
つまり「言い訳」を
考え始めるのだそうです
だからその
「脳が活動し出す」
直前の隙(スキ)を狙って
行動を起こすことが
大切なのだそう
あなたも
「断捨離」で
「心のスペース」をクリアにしておき
ここぞという
チャンスが廻ってきた時には
「5秒ルール」で是非
風をつかまえて
ゆきましょう…‼
「飛び込む」勇気を振り絞って
ここ最近
大きなお金を動かしている
起業家の方たちの
話を聞く機会が多かったです
そこで「共通している」
と思ったことは
「新しいじぶんへ一歩踏み出す勇気」
であると思いました
ここぞという時に
風をつかまえようと
プールの飛び込み台から
飛び込む勇気があるかどうか
…そこでやっぱり
人生が変わっていくのだな
と感じました
けれどそこで
素早く「決断」するためには
いつも不要なものを整理して
情報が
チャンスが
風のようにすっと通ってゆく…
そんなまっさらな心の環境を
整えておくことが
なお大事になってくるように
思います
そうすれば
あなたが
心の中に起こした
「意識の変化」という小さな風が
きっと
扉を開いて
バタフライ・エフェクトのように
大きな流れを
呼び寄せてゆくことでしょう