東洋暦で2月4日「立春」は一年の本格開始日…でも今年はそれ以上に大きな変化のとき‼…その他2月の風物詩や旬のレシピで体調を整え免疫力アップ!「自然の流れ」にシンクロして心穏やかな日々を
東洋暦では「新年」の始まり
「二十四節気」で4日は
「立春」(りっしゅん)。
大抵の方にとっては
「豆まき」の次の日…という
印象かもわかりませんが
東洋の占術にとっては
この日で「新年」に切り替わる
超・超・重要な日!!
「四柱推命」では
この日を境に
「年」の柱が新しい年に。
職業運や
表に出やすい性質などの診断も
3日生まれの方と
4日生まれの方とは
大きく異なります。
また「風水」でも
八宅派中国式では
運気の上がる方角が変わり…
「九星気学」でも
この日を境に
1年の大きな「吉凶」が変わります。
この様に
ものすごく意味の大きい「立春」☆彡
さらに今年2024年は
もっと大きな節目となっています
この日より「三元九運」という
約180年にわたる時間軸の中の
最後のタームである
「第9運」が始まるのです
20年に1度の切り替わりです
大切にして過ごしたいですね…✨
さて大きな神社では
前日3日に厄除けの「節分」の行事が
大体的に行われるところも
多いですよね。
お家で
「豆まき」をされる方も
多いと思いますが
「鬼は外」
「福は内」という言葉にも
象徴されるように
玄関や各部屋の窓辺を中心に
行われますよね。
「風水」的にも
「氣」の出入り口は
とても重要。
このように「豆まき」を行うことで
玄関や窓辺といった
「内と外」の境界を清め
そこに滞っている
1年の邪気を祓うことで
「立春」からの
フレッシュな「氣」を
招き入れるのですね☆彡
二十四節気「立春」
江戸時代に発行された
暦便覧(こよみびんらん)では
2月4日
「春の気たつをもってなり」。
文字通りこの日は
「春の立つ日」とされ
自然界に
「初めての春の気配」
を感じ取れるのがこの頃…。
(実際は、まだまだ寒気の強い時では
ありますが💦)
「立春大吉」のお札を
玄関や
子ども部屋
大きな戸口に
目線から少し上の位置に
貼り付けるのも良いですね
(両面テープなど表に見えないもので)
「立春大吉」は
左右対称の文字で
縁起が良いとされています
新鮮な春一番の光を
家に招き入れることで
除災招福を願います
神社でお札を授けられているところや
通販で販売しているところもあります
そこまで…という方は
ご自身で白い紙に書いて頂くのでも…
こちらを印刷してお使い頂いても☆彡
「立春」七十二候
二十四節気は
一年を24分割したものですが
「暦便覧」には
さらにそれを3分割した
「七十二候」と呼ばれるものもあります。
①4日-8日頃:東風解凍(とうふうこおりをとく)
東からの風が氷を溶かしてゆく
②9日-13日頃:黄鶯見睨(こうおうけんかんす)
ウグイスが鳴き始める
③14日-18日頃:魚氷上(うおこおりにのぼる)
湖の氷も割れ、じっとしていた魚が飛び出してくる
二十四節気「雨水」
そして二十四節気で
「立春」から15日後の
2月19日は
「雨水(うすい)」とされました。
「雨水(うすい)」とは
これまで寒気で雪となっていたが
ここからは水が温み(ぬるみ)
雨となる…の意。
俳句では2月の季語として
使われます。
氷は解け始め
草木の芽が成長し
魚たちも活発に動き出す…など
にわかに春の足音が感じられる
言葉ですね。
「雨水」七十二候
①19日-23日頃:土脈潤起(つちのしょううるおいおこる)
土も雨に濡れ湿り気を帯びてゆきます
②24日-28日頃:霞始靡(かすみはじめてなびく)
霧が地面からたなびき始めます
③2月29日-3月4日頃:草木萌動(そうもくきざしうごく)
草木も蓄えていた芽を吹き始めます
「霞(かすみ)」は
大気中の水蒸気が水滴となって浮かび
視界が悪くなる現象ですが
気象用語ではないそうです。
同じような視界を遮る現象に
「霧(きり)」がありますが
1キロ以上向こうが見えるものを
「霞(かすみ)」と呼ぶそうです
冬と春との折り返し地点
そうは言っても体感覚では
まだまだ寒い頃。
太陽の動きから考えますと
「立春」は
1年で1番昼が短い日→→「冬至」と
昼と夜の長さが同じ日→→「春分」の
ちょうど中間地点。
そこで!
ここでちょっと考えてみて頂きたいのですが
「冬至」の日…
2023年は12月22日でしたが
そこから約ひと月半…
あなたが
「自分はこれをよく頑張ったな」
と思われることはありませんか?
どんな小さなことでも良いので
ノートに書き出してみてはいかがでしょう。
さらに
ここから約1月半後の
「春分の日」
2024年は3月20日ですが
それまでに
頑張りたいことや
達成したい目標も…✨
ぼんやりと頭の中には
イメージされるけど…
しっかり言葉にしたことは
なかったかも…
そんな方も多いのではないでしょうか?
是非「立春」のこの日
上記の二つを是非言葉にして
書き出してみてください✨
このように
「暦」を意識して使って頂くことで
「理想の自分」に近づくヒントを
見つけて頂けることと思います!
季節のお花
ツバキ
花言葉は「謙虚な美徳」「控えめな優しさ」「気取らない優美さ」
沈丁花
花言葉は「栄光」「不滅」「永遠」「勝利」
フクジュソウ
花言葉は「永遠の幸福」「祝福」「永遠」「幸せを招く」
スノードロップ
花言葉は「希望」「慰め」
そしてなんと言ってもこの季節の主役は…
梅
花言葉は「上品」「高潔」「忠実」「忍耐」
白い花は「気品」、赤い花は「優美」
「忍耐」という言葉もありますが
決してネガティブな・イメージではなく
梅が咲くと…
今もしいろいろ大変なことがあっても
梅が咲いたのだから
もうすぐ暖かい春がやってくるのだ。
春がやってくれば
きっといいこともあるさ…
そう、春はもうすぐ…
とそんな気分にさせてくれる花と思いませんか…?
季節のお花を飾ることでお花の「生気」が
空間の「氣」を清め「流れ」を良くしてくれます☆彡
玄関やリビングに飾れば「運気アップ」にも効果的♡
「定期便」を利用すれば
手軽に欠かさず続けられそうですね☆彡
季節の食べ物
2月4日「立春」の日の風習としては
和菓子屋さんなどで
「立春生菓子」が販売されるそう。
初春を祝って立春の朝に
つくられるそう。
お家でも「大福」など
「福」のつくお菓子を食べると
縁起が良さそうですね。
「立春大福」と呼ばれるそうです。
また白いカラーから
「浄化」「邪気払い」が連想される
お豆腐も
「立春大吉豆腐」として
立春に食されたそう。
陰陽五行では
さてこの「お豆腐を食べる」という
風習があるところが
凄いなア…と思いますのは
実は2月は十二支では
「寅」の季節。
「寅」とは
陰陽五行では
【木の気】に
あたります。
樹々がこれから
芽を吹いていくように
【木の気】の季節は
冬の間に蓄えた
【水の気】のエネルギー
が外に発散されていく時期です。
すると
東洋医学の「五臓」の中で
【木の気】が司る
「肝」の働きが
乱れやすくなります。
そんな「肝」の働きを
補ってくれるのが
良質のたんぱく質!
だからお豆腐を食べるのは
とっても理にかなっているんです。
そう言えば
節分に豆まきした後も
「年齢の数だけ」お豆を食べる…
とも言われますよね。
ただお豆腐は
身体を冷やす作用も強いので
湯豆腐など温かい形で
召し上がるのがおススメかも☆彡
またこれから3月にかけて
更に自然界の【木の気】が活発に。
今のうちに
「肝」の働きにプラスになることを
徐々に補っておくことで
春先の不調を予防することができそうです。
【木の気】を意識して生活する
特に注意して頂きたいのは…
*言いたいコトをガマンして
怒りを内に溜め込みがちな方
*ちょっとしたことで
イライラしてしまう方
→→「肝」の働きが
弱っている可能性が。
ご自分の気持ちは少しずつ
小出しにできないか
意識してみましょう。
気血の循環を促す
ヨガの「片鼻呼吸」も
おすすめです。
「ナディショーダナ」と言われます。
ナディ(氣の通り道)の
ショーダナ(浄化)
という意味。
「肝」の働きが弱くなると
前身の「氣」の流れが
滞りがちになります。
通り道をキレイにして
活性化することで
(呼吸=【金の気】→→【木の気】を刺激)
間接的に「肝」の働きを補ってくれます。
【片鼻呼吸】(ナディショーダナ)
薬指と親指で鼻を抑え
中指、人差し指は
そっと眉間に当てます。
薬指を左鼻からはなし
1,2,3,4で吸い
抑えて4止め
親指をはなして
右鼻から8で吐き
4で吸い
両鼻を抑えて4で止め
再び薬指をはなして
左鼻から8で吐きます。
これを1セットで
繰り返します。
*パソコンのお仕事や
スマホ・ゲームで目を酷使しがちな方
目が疲れると
「肝」の働きも
ダメージを受けます。
就寝前に
ホットタオルをあてて
いたわってあげましょう。
「クコの実」など
目に良い食材を
意識して摂られるのもおすすめ。
【木の気】が活発になってくる
これからの季節は
【木の気】→→「陽の気」が高まり
気持ちも前へ前へ…となりがち。
それと共に
*焦り
*イライラ
*怒り
も生まれやすくなりますので
そんな時は頭の中で
【木の気】のエネルギーを減じてくれる
【土の気】=山や大地を思い浮かべ
「心を広く大きく」持って
物事に動じないイメージを。
【水の気】も意識して
但し2月は実際はまだまだ
寒さの厳しい日も…。
そんな時は
こちらでご紹介した
冬の季節の五行、
【水の気】が司る
「腎」をいたわる食事がおすすめ。
黒ゴマ、黒豆、黒米、黒きくらげなど
黒い色の食べ物を積極的に
取るようにして。
「黒ゴマ」「黒米」「黒豆」などを
手軽に摂れる雑穀パックを
炊飯の際にプラスするのも
オススメ!
私はヒジキを取り入れたり
玄米ご飯に
黒米・黒豆を入れて炊くのが
定番です。
服装も
【水の気】が優勢な
下半身はしっかりと温め
【木の気】が優勢な
上半身は
少しずつ薄着にシフトして
ゆきましょう✨
オススメお野菜
その他のおすすめは
ニラとゴボウ★
【水の気】に必要な
「温める」作用プラス
身体の「巡り」を促して
【木の気】をサポートしてくれますので
この季節おススメです!
その他の2月の「旬」の野菜は
芽キャベツ、キャベツ、ブロッコリー…
など丸みのある野菜
菜の花、小松菜、春菊、水菜、…
など葉物野菜
また【木の気】を補う
柑橘系の果物
伊予間、デコポン、はっさく…など
となります。
★ご参考記事★
吉日は
今月の暦の吉日は
一粒の籾が何倍にも実るとされる
「一粒万倍日」が
2024年
2月7日、12日、19日、24日
3月2日
但しモノやお金を借りたりするのは
NGです★
あとはこの日に「善行」を行うと
「陰徳」も高まると言われますヨ☆彡
逆に願い事や何かを始めるのに
良くないとされる
「不成就日」が
2024年
2月1日、9日、12日、20日、28日
3月1日
ほかに「受死日」「十死日」に当たる日が
2024年
2月3日、4日、15日、16日、27日、28日
すると
「一粒万倍日」でも特に使いたい日は
2024年
2月7日、12日、19日、24日
3月2日
となります
お財布購入に良い日
また特に今月は
「立春」ということで
暦の上では「春」の始まり…。
立春から立夏(2024年は5月5日)までの
暦上の「春」の季節は
「春財布」=「張る財布」と言われ
お財布購入にも良い月と言われます!
特に古来金運アップと言われるのが
2月=「寅の月」
そして今月
「寅の月」「寅の日」は
2月8日、20日
3月3日
寅は「千里を走り千里を戻る」
と言われ
使ったお金が戻って来やすい
→→お財布購入に吉
とされています。
ということで
上記のお日にちは
トリプルでお財布新調に吉!
の日となっています✨
「お財布」は
お金にとって
「居心地の良い住まい」
であることが
金運アップにはとても大切☆彡
そろそろ
お財布がくだびれてきた…
と思われる方は
これを機会に
新調されてみては!?
月暦は
今月のお月さまの満ち欠けは
2月10日 水瓶座新月
2月17日 牡牛座上弦の月
2月24日 乙女座満月
3月4日 下弦の月
となります。
★新月・満月のサビアン★
サビアンとは
西洋占星術のホロスコープ
360度それぞれに割り当てられた
イメージの詩文のシンボル…
その時々に「意識」しておきたいテーマが
伝えられています
【水瓶座時代】は
「占星術」とも関連が深いです
あなたも「星空のリズム」に波長を合わせ
運気を上げてゆきませんか…?
〇 。● ○. 。 〇 。● ○. 。 〇 。● ○
最後までお読み頂きありがとうございました✨
次の月替わりは
3月5日「啓蟄(けいちつ)」です。
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