開運こよみ

立春2023*干支【癸卯】が伝える今年の運気&開運行動はこれ!

2月4日は「立春」…東洋暦ではここからが新年本番!今年の干支は【癸卯(みずのとう)】…「癸卯」の持つエネルギーから今年の開運行動を陰陽五行、漢字の成り立ちから…+九星気学、風水、更に西洋占星術の視点も交え、お伝えしていきます。

「癸卯(みずのと・う)」って?

皆さまが年賀状で目にする
今年の「干支(えと)」…
そう、今年は「卯年」でしたね!

けれども東洋のこよみでは
「十干(じっかん)」と
「十二支(じゅうにし)」が組み合わせられた
「六十干支」がワンセットで
割り当てられています。

「六十干支」では
今年は「癸卯」の年。

それでは「癸卯」とは
どのような意味を
持つのでしょうか?

「五行サイクル」では

「十干(じっかん)」は
自然界の織りなすエネルギー
を象徴しています。

うち「壬(みずのえ)」は
【水の気】のエネルギー。

陰陽五行で【水の気】とは
季節で言えば
「冬」にあたります。

ちょっとイメージしてみてください★

「秋」の終わりに
森の樹々は「冬」に備えて

それまで
いっぱいいっぱいに伸ばしてきた
枝の成長を止め
葉を落とし始めますね。

そうやって
必要最低限のエネルギーだけを残し
余計なエネルギーは
もう使わないようにするんです。

不要なものをそぎ落とし
節約されたエネルギーが集まるのは…
そう「種」!

どんぐりや木の実など
「来年のサイクル」のために
この1年のいのちの営みを
すべて「凝縮」してゆくんですね☆彡

樹々がこの1年
がんばってきた生命活動が
「種」の中へと受け継がれて
次の新しいサイクルへと
託されるんです。

そうやって生命は
一番大切なもの
一番強いものを
次世代へ残してゆく…。

小さな一粒には
新しい未来への展望が
託されています。

そこには
”最善を遺そう”とする「意志」が
大きなエネルギーとなって
蓄えられています。

そして、やがて春になって
「種」が芽を出すとき
「大きくなるぞ」
そんな「意志」へと受け継がれ
その芽を
成長させてゆくことでしょう。

そう陰陽五行の【水の気】は
そんな「種」のようなエネルギー。

中でも「癸(みずのと)」とは
この「種」が大きく膨らんで
今にも芽を出しそうな様子を表しています。

五行から見る「癸(みずのと)」

そして「癸(みずのと)」は
陰陽五行では「陰の水」に
当たります。

「十干(じっかん)」にはそれぞれ
自然界のエネルギーが
割り当てられているんですが…

昨年の「壬(みずのえ)」が
「海」や「大河」を表し
「大きな志」のような
とてもダイナミックなイメージの
エネルギーであったのに比べ…

「癸(みずのと)」は
優しく降り注ぐ「雨」や「霧(きり)」
そして葉っぱの上に優しく揺れる
「露(つゆ)」などを表します。

大地を潤す雨のように
慈愛に満ちた優しいエネルギーを持つ
「癸(みずのと)」。

静かで温かい恵みの雨が
イメージされますね!

「十干」の最後の10番目に当たり
サイクルの最後の「種」のフレーズを
優しく見守り
そして同時に
ここから生まれてくる新しいサイクルの
「生命の誕生」を
育んでもいるのです。

漢字の持つ「癸(みずのと)」の意味

次に、漢字の成り立ちから
見てみると
「癸」という漢字は

二本の木を十字に組み合わせ
日の出・日の入り・東西南北を知る器具

OK辞典さんより。画像もお借りしました。)

となっています。

そこから「測る」の意味が
当てられたようです。

そこから
「測れるほど種が膨らんだ様子」
を意味するようになったようです。

またもう一つの意味としては

 回転する四枚の刃が一巡する様子を表す象形文字です。
漢字の部首は『癶・はつがしら』、
漢字の意味は『一巡する』、『まわる』です。

風船あられの漢字ブログさん。画像もお借りしました。)

最初にお伝えしたように
「十干」そして「五行」が
まわって、巡り、終わっていく…
そしてそこから
さらに新しいサイクルが始まってゆく…
そんな「サイクルの終わり」に
相応しい漢字が当てられているのですね。

五行から見る「卯(う)」

対して「十二支(じゅうにし)」に当たる
「卯」の方は
五行では【木の気】になります。

そして月で言えば3月。
つまり暦の上では
ちょうど「雛祭り」を過ぎたあたり
「春」の兆しが見え始める季節ですね。

2021年の「十二支」が
「丑(うし)」。
万物を育む「大地」のイメージ…。

2022年の「寅」は
その「大地」に育まれる
「木」や「大木(たいぼく)」。

そして2023年の「卯」は
五行では「陰の木」に当たり
その木の根元に優しく揺れる
「草花」のイメージです。

漢字の持つ「卯(う)」の意味

次に「卯」を
漢字の成り立ちから
みてみましょう。

因みに一昨年の「丑」は
赤ちゃんが手を握っている様子を表し

そしてその手が
少しずつ開いてゆくごとく
「寅」はその手を伸ばし
矢を射る時のように
両手をいっぱいに拡げました。

そして「卯」は
「おおう」と同義の
「冒(おか)す」と同じ意味。

いよいよ「種」から「芽」が吹き
草木が伸びて
地面を覆う様子を表すと言われます。

「冒す」は「冒険」にも使われるように
小さな子どもが
危険を顧みず
外へ飛び出していくイメージも重なりますね。

後先考えずともかく行動する…
ピョンピョン飛び跳ねる
ウサギのイメージにも重なりますね。

因みに風水では「卯」は東の方位。
「少年」の象意の方位です。

また漢字の成り立ちから考えると

「同じものを左右対称においた象形」
から
「全てのものが冬の門から飛び出す」
左右に開いた門

風船あられの漢字ブログさん。画像もお借りしました。)

を表しているとか。

門が開いていく様子から
こちらも縮こまった寒い冬を
元気いっぱい飛び出してゆくイメージが
浮かびますね!

漢字の持つ「癸卯(みずのとう)」の意味

2021年の「十干(じっかん)」である
「辛丑(かのとうし)」の
「辛(かのと)」には
「水面下にあったものが上に上ってくる」意味。
そして「丑」は「握った手」を表し
内側に目一杯
エネルギーを溜め込んでいる様子が
感じられました。

それは
「これから芽を吹いて
育ってゆくための準備」
のようなエネルギー。

こちらの記事
振り返ってみて下さいね。)

そして2022年の
「壬寅(みずのえとら)」は…

「壬(みずのえ)」が
「孕(はら)んだ」エネルギーが
迸る(ほとばしる)ばかりに
膨らんでいるところ

「寅(とら)」は
いよいよ両手をいっぱいに
伸ばしているところでした。

そして2023年はそこから
「門が開いて」飛び出してゆくのです。

また「卯」は
「同じものが2つ並んでいる」
意味もありましたから
「価値が同じものに交換する」
とも取れます。

するとここまで(冬の間)
蓄えてきたものと
同価値のものと
交換していく時…
とも取れると思いませんか?

2021年と言えば
ちょうどコロナが始まった頃。

そこから自分の内側を見直して来られた方も
多かったと思います。

そんな「見直し」によって
内に秘めたパワーを
ここから外へと発揮していく時間が
始まってゆくのかもしれません。

今まであなたが培ってきた実力を
試していくチャンスが
ここから訪れてくることでしょう。

「九星気学」と「納音(なっちん)」では

ここで少し
「九星気学」で見てゆきましょう。

「九星気学」では
今年立春からは
「四緑木星」の年になります。

「四緑木星」も
【木の気】の象意。
また【木の気】の中でも
「風」を意味します。

風水では
東南が定位置。

風のようにあちこちに吹いて
そこから「ご縁」が運ばれる…
「コミュニケーション力」も表します。

物事が行き交い
縁が生れそこから
「整って」形をなしていく。

そこから
「商談」「縁談」「交渉」「社交性」と
いった意味が含まれます。

また五行の「音韻」を整理したとされる
「納音(なっちん)」で表すと…
昨年の「壬寅(みずのえとら)」と同じく
「金箔金(きんはくきん)」に当たります。

とてもキラキラしたイメージですね…‼

「金箔」は金を薄く薄く伸ばして
工芸品などに貼られて
美しく装飾するもの。

そのように
相手を引き立てる「金箔」は
そのもの自体は薄いのだけれど
自己を伸ばし磨いていくことで
他者も自分も輝いてみせることができます。

今年は中でも
「他者」を輝かせることに
意識を向けることで
自分もいっそう輝く…
そんな年となるのではないでしょうか。

「西洋占星術」では


実は「西洋占星術」では
今年3月太陽系の10天体の中では
一番遠くにある「冥王星」が
【風のエレメント】の水瓶座へ移動。
(3月25日 )

【風の時代】が加速すると言われます。

【風のエレメント】は
「情報」や「コミュニケーション」を
司ります。

「四緑木星」にも
「風」や「社交性」の象意があることから
やはり「人とのご縁」が
大切な意味を持って来る年と
言えそうです。

そしてその時に大切となるのが
やはり
「癸(みずのと)」が表しているような
母親のような慈愛に満ちた優しさ…
と言えるのではないでしょうか?

というのは
やはり西洋占星術で
冥王星の水瓶座移動の少し前
(3月8日)
「課題」と「実現」を表すとされる
「土星」が
【水のエレメント】の魚座に入ります。

魚座は
「癒し」「思いやり」「慈悲」などをもって
他者に尽くすことを厭わないサイン(星座)です。

私たち皆がそうした
「慈愛」のこころを持てるように
…そんな「課題」が今年から
土星より投げかけられる年となるでしょう。

表面的な楽しさだけではなく
愛と思いやりを持ったコミュニケーション。

「癸卯」の2023年には
そんな「人との繋がり」が
重視される年となるかもしれません。

また「冥王星」の移動する
水瓶座はITや技術革新の
象意も含みます。

そうしたコミュニケーションは
オンライン上で一層活発化すると共に
それを円滑にする技術も
ますます発展しそうですね。

「三元九運」では


更に「九星気学」や「四柱推命」が
基盤とする東洋の大本の暦
「三元九運」という
20年のサイクルが
来年2024年の立春で
切り替わります。

2008年の北京オリンピックが
8月8日午後8時8分8秒から
行われたのはご存知でしょうか?

「三元九運」のサイクルで
現在が「8」の20年であるため
「8」がラッキーナンバーと
されたから…。

それが2024年立春からは
「9」の20年へと移ります。

「卯」が「左右に開く門」
を表すのだとすれば
まさに今年は
そうした新しい時代へと
「門戸」が開いてゆく年
と言えるのではないでしょうか。

「水」のように柔軟に


このような時にこそ
必要になってくるのは

「癸」の【水】の象意のように
周囲の状況に合わせて姿を変える
「何事も柔軟にとらえる在り方」
と言えそうです。

またピョンピョンと自在に飛び回る
ウサギのように、
フレキシブルな対応力も
大切になって来そうです。

そして「四緑木星」の
「風」の象意のように
「とらわれの無いこころ」
であるかもしれません。

けれどもここで
有名な「水」の名言である
黒田官兵衛の「水五訓」の一節を
思い出してみましょう。

”時々で形を変えても
水は水であり続ける”…

周囲の環境の変化に動じずに
柔軟に対応しながらも
「わたしはわたし」と
どこかで平静のじぶんを
保ち続ける気持ちの余裕も
大切となってくるのではないでしょうか。

「癸卯」年の過ごし方~まとめ~

 
*まとめ* 2023年「癸卯」&「四緑木星」

★「種」から芽を出した草木が
更に地面を覆って伸びてゆく。

★新しい時代への「門」が開かれてゆく

★これまで蓄えてきた
「リソース」を活かすフレーズへ

★人間関係がキーとなる年となりそう
情報収集とコミュニケーションから
生まれる新しい「ご縁」を活かす

★「慈愛の雨」をイメージさせる
「癸(みずのと)」のように
柔軟かつ
愛と思いやりと優しさを心掛けることで
「ご縁」がより深い絆に

 

いかがでしたでしょうか?
2023年をお過ごしのうえで
ご参考になりましたら幸いです❢❢

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