8月7日は「立秋」。季節の変化と自然の豊かさを感じる８月の風物詩をお届けします。自然のリズムを生活に取り入れ運氣の流れをスムーズに…。季節の変化や彩（いろどり）を感じ心豊かな日々を。
8月8日は「立秋」
「二十四節気(にじゅうしせっき）」で
2024年は
8月7日が「立秋」（りっしゅう）。
東洋暦では
この日からが8月です。
（土用も終わります）
暦便覧には
「はじめて 秋の気 立つがゆへばなり」
となっています。
暑い最中にも
どこかに
秋がやってくる気配が感じられてくるころ
ということですね。
「暑中見舞」もこの時期から
「残暑見舞」に。
そして「処暑」が訪れる
22日頃までには出し終わりたいですね。
「立秋」8月7日-８月21日
二十四節気は
一年を24分割したものですが
「暦便覧」には
さらにそれを3分割した
「七十二候（しちじゅうにこう）」と呼ばれるものも…。
2024年は
① ８月7日-11日：「涼風至（すずかぜいたる）」
② ８月12日-16日：「寒蝉鳴（ひぐらしなく）」
③ ８月17日-21日：「蒙霧升降（ふかききりまとう）」
です。
「涼風至（すずかぜいたる）」
7月6日が「温風至（あつかぜいたる）」でしたが
今回は「涼風」。
実際はまだまだ猛暑の続く頃ですが
暑さの中にふっと涼やかな風を感じると
気持ちの良いものですよね。
そして私たちの気付かないところで
自然界の中に
少しずつ秋の気配が
生じてくる頃なのかもしれません。
「寒蝉鳴（ひぐらしなく）」
ヒグラシの鳴き声は
夏の夕方日没の頃に
「カナカナカナカナ…」と聞こえてきますね。
1日の終わり
またもう少しすると
夏も終わっていく…
そんなどことなく
もの哀しさを感じさせる鳴き声で
昼間に元気いっぱいに鳴く
ミンミンゼミとは対照的ですね。
古来、小説やテレビ番組
最近では漫画やゲームなど
幅広く題材として使われてきたのも
そうしたどことなく
季節感や情緒を感じさせる
風情を持っているからですね。
「蒙霧升降（ふかききりまとう）」
「蒙霧（もうむ）」とは
立ち込める濃い霧（きり）のこと。
水辺や標高の高い山地などでは
朝夕にひんやりとした空気が流れ
こうした霧が立ち込めるのを
見るように。
地面の近くの空気が冷やされることで
水蒸気になるとともに
さらに小さな水滴状になり
霧として見えるのだそう。
私も主人の夏休みの都合上
この時期に旅行に行くことが多く
山あいの土地で朝
窓の外の針葉樹林の連なる
谷底から次々立ち込める霧が
とても印象に残っていたのを
覚えています。
ちなみに「雲」と「霧」は
実は同じものなんだそう。
地面に接している状態であれば
「霧」と言われるそうなんですね。
「処暑」 8月22日-9月6日
二十四節気で次は
8月22日の「処暑（しょしょ）」。
2024年は9月6日まで。
「暦便覧」では
「陽気とどまりて はじめて 退きやまん とすれば也」
となっています。
「処」には
「おさまる」という意味があるそうで
暑さがおさまってくるころ
ということですね。
実際にはまだまだ
残暑の厳しい頃ですが
朝夕は少しずつ
過ごしやすい気温に近づいてゆきますね。
また日が沈むと
どこからが虫の鳴く声が
耳に入るようになり
夏が終わってゆくんだなあ
と感じられる頃でもあります。
2024年は
① 8月22日-27日：「綿柎開（わたのはなしべひらく）」
② 8月28日-9月1日：「天地始粛（てんちはじめてさむし）」
③ 9月2日-9月6日頃：「禾乃登（こくものすなわちみのる）」
です。
「綿柎開（わたのはなしべひらく）」
綿とは綿花のこと。
綿花と言えば、思い出すのは
「風と共に去りぬ」で
確か
主人公のスカーレット・オハラが
実家の綿花畑で
汗をふきふき
家族で綿を収穫するシーンが
あったような…？
柎とは「いかだ」とも読みますが
ここでは花の「がく」のこと。
綿花は5月初旬に種まきがされ
７月下旬ころに
ハイビスカスのような
レモンイエローの花が咲き
１日で枯れてしまうそうです。
そして枯れたところから
ぷっくりと実を結び
開花からおよそ
ひとつき半頃のこの時期から
「がく」が弾けるように開くと
中から「コットンボール」が
現われるそうです。
収穫はここから11月頃まで。
そして
中に含まれる種を除いて
綿の部分をよりわけ
くるくるとねじるように
糸にしてゆくのですね。
わたしは
けっこうな敏感肌なので
洗顔後に使うタオルや
普段着には
オーガニック・コットンを
購入することが多いです。
コットンと言う繊維はまさに
自然から私たちに与えられた
「恵み」ですよね。
そうそう
私の敬愛する
マクロビオティックの大家
中美恵さんは
オーガニック・コットンを普及させるため
私財を投げうって
「ナナデコール」を設立されたそう。
是非機会がありましたら
オーガニック・コットンを生活に取り入れて
「皮膚から感じる優しさと温もり」を
感じてみて下さいね★
表参道にレストランと
ショップがありますので
自然食やナチュラルで
肌触りの良いお洋服にご興味のある方は
是非訪れてみて下さいね💕
「天地始粛（てんちはじめてさむし）」
まだまだ暑さは続きますが
「秋雨前線」がちらほら天気図に
登場し始めるのもこの頃。
夏の象徴「入道雲」が見えたかと思うと
時折秋の象徴である「いわし雲」が
現われることも…。
このように
季節の移り変わる空模様のことを
「行合（ゆきあい）の空」と
呼ぶそうですよ。
日本語には
こまかな季節の移り変わりを映した表現が
とても多いですね。
「禾乃登（こくものすなわちみのる）」
禾とは「いね」や「わら」
そして穀物全般のことで
稲などはここから
実り始めるのですね。
けれども
「台風」がやって来るのもこの時期。
今年も各地大きな被害を受けずに
多くの実りがあることを祈りたいですね。
８月の吉日
その１ 一粒万倍日
今月の暦の吉日は
一粒の籾が何倍にも実るとされる
「一粒万倍日」が
8月1日、16日、28日
9月4日
商売、開店、結婚、引越し
種をまく…など何かを始めたり
商品を購入するなど
金銭を動かして未来に投資したりなどにも
適する日とされています。
但しモノやお金を借りたりするのは
ＮＧです★
あとはこの日に「善行」を行うと
「陰徳」も高まると言われますヨ☆彡
特に8月12日までは
「天一天上」と言って
方位神が天上に昇っているので
いろいろな障りがないため
「一粒万倍日」の効果も出やすい
…という一説もあります。
その２ 天赦日
「天が罪を赦（ゆる）す日」
という意の
年に数回しかない大吉日の
「天赦日（てんしゃび）」
この日は
神々が天に昇られて
禁忌がない日とされ
一年の中でも最大級の吉日とされています
それが今月の
8月１2日✨✨
そして「天一天上」期間も
重なっています❣（最終日ですが）
2024年の「天赦日」は
１年でも全部でたったの7回…
8月12日が終わると、残りは
10月11日と12月26日のみ😲💦
是非、有効に
ご活用されてみてくださいね💕
８月のスペシャル開運期
実は8月にはスピリチュアルの世界で
もう一つ
とってもスペシャルなエネルギーが流れる
…とされている期間があるんです。
それが…「ライオンズゲート」✨
一般には
古代「マヤ暦」の「元旦」に当たると言う一説がある
7月26日から8月12日。
中でも8月8日は
その「ゲート」が最大に開き
スピリチュアルな愛のエネルギーが
流れこむ日とされています。
スピリチュアルにご興味のある方は
是非こちらの記事も
ご参考になさってみてくださいね。
８月のお月さまこよみ
今月のお月さまの満ち欠けは
8月4日 獅子座新月
8月13日 蠍座上弦の月
8月20日 水瓶座満月
8月26日 双子座下弦の月
９月3日 乙女座新月
となります。
★新月・満月のサビアン★
サビアン・シンボルとは
西洋占星術のホロスコープ
３６０度それぞれに割り当てられた
イメージの詩文です。
あなたも星の動きを生活に取り入れて
「星空のリズム」に波長を合わせ
運気をアップしてゆきませんか…？
アメブロにて
新月・満月のサビアンシンボルからの
メッセージをご紹介しています。
💠アメーバブログ💠 太陽と月の物語
次の月替わりはは9月7日「白露」。
皆さま過ぎゆく夏をお楽しみくださいね…✨
〇 。● ○． ｡ 〇 。● ○． ｡ 〇 。● ○
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