11月7日は二十四節気で「立冬」。22日は「小雪」。今月の開運吉日や祝日の由来、季節の風物詩や体調を整える食養生をお届けします。季節を感じ自然のリズムを生活に取り入れて、運の流れに乗ってゆきましょう✨
11月の二十四節気「立冬と小雪」
立冬(りっとう) 2024年は11月7日
二十四節気で
11月7日は「立冬」(りっとう)。
東洋の暦では
この日からが月替わり。
またこの日は「土用明け」。
10月20日に始まった
「秋土用」が終わります。
この頃から寒気が流れ込み
冷たい雨が続いて
寒さも本格的になってゆきますね。
紅葉前線もどんどん南下。
【紅葉】
【黄葉】
(紅葉ナビさんよりお借りしました)
黄金色に染まる
イチョウの樹々も美しいですよね。
立冬の七十二候
11月7日-11月11日 山茶始開(つばきはじめてひらく)
童謡「たきび」の歌詞にも出てくる冬の花
山茶花(さざんか)が
開き始める季節とされます。
ツバキ科の山茶花ですが
椿が12月以降に花開くのに先駆け
冬の訪れをいち早く知らせてくれるよう…
11月12日-11月16日 地始凍(ちはじめてこおる)
冷気が大地を凍らせる頃…
早朝には、ところによって霜柱が見えることも…?
11月17日-11月21日 金盞香(きんせんかさく)
「金盞」とは
キク科のキンセンカのことではなく
水仙のこと
黄色い部分が金の杯、白い花弁が銀の台と
いう風に見立てられての別名だそう
イメージ力半端ないですね~
この頃、11月中旬から咲き始め
高貴な香りを漂わせてくれるのですね
現在はお正月の花としても
よく飾られますね
小雪(しょうせつ) 2024年は11月22日
この頃から
ところによって
初雪が降り始めるところも…
ということで「小雪」
わずかに雪がちらつき始める、という意
と言っても現代では
昼間はまだ温かい日もありますね
けれど夕刻は急に冷え込むこともありますので
羽織るものはお忘れなく…
小雪の七十二候
11月22日-11月26日 虹蔵不見(にじかくれてみえず)
11月27日-12月1日 朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)
やがて木枯らしの到来と共に
樹々の葉が落ち
冬が本格的に…。
因みに「木枯らし」とは
Wikipediaによりますと
日本の太平洋側地域において
晩秋から初冬の間に吹く
風速8m/s以上の北寄り(北から西北西)の風のことで
冬型の気圧配置(西高東低)になったことを示す現象である。
例年「木枯らし1号」は
東京では10月半ばから11月末
近畿地方などでは「霜降」から「冬至」ころとか。
12月2日-12月6日 橘始黄(たちばなはじめてきばむ)
橘の実が黄色くなり始めるころ…
橘と言えば思い出すのが
ひな人形を飾る際に
桜の木と共に
黄色い実のなる木が飾られます
あれが橘で
由来は天皇が昔住まわれていた
京都御所に植えられていたのが
天皇からご覧になって
左が桜、右が橘が植えられていたからとか
冬でも緑の葉を落とさない
常緑樹であることから
縁起の良い木とされていたのですね
また「橘」とは柑橘類の総称でもあり
この頃から
ミカンも美味しい季節となりますね
そして、そろそろ年賀状など
年末年始の準備も気になる頃ですよね…。
大掃除などは早め早めに少しずつ
この頃から取り組めると良いのですが…(;’∀’)
11月の行事
11月15日「七五三」
3歳・5歳・7歳の節目を迎えた
お子さまの健やかな成長を祝う行事です。
ご家族で神社に参拝したり、
家族写真を撮影したりされますね。
七五三がはじまったのは平安時代と言われます。
生まれたお子さまもその時代は
病気などで7歳までに亡くなられることが
多かったそうです。
ですのでお子さまの成長を
ご家族でお祝いし
さらなる成長と幸福を祈願するように
なったのですね。
元々は
3歳で初めて髪を伸ばし始める
「髪置き」の儀
5歳で初めて袴を着用し始める
「袴着(はかまぎ)」の儀
7歳で初めて紐で結ぶ着物から
帯を結ぶ着物を着始める「帯置き」の儀
であったそうです
平安時代は宮中や公家で行われていましたが
その後江戸時代には
裕福な商人や武家に引き継がれていったそう
明治時代になって
3歳・5歳・7歳の3つの行事をまとめて
「七五三」と呼ばれるようになり
一般にも広まったそうです
11月23日「勤労感謝の日」(新嘗祭)
11月23日「勤労感謝の日」
元は「新嘗祭(にいなめさい)」と言って
天皇がその年の収穫された農作物を
神にお供えして感謝の意を捧げる行事でした
1948年には
「勤労感謝の日」として
国民の祝日として制定されました。
仕事と働く人々を尊重し
その成果としての生産を祝って
感謝する日となっています
2020年に行われた新天皇即位の儀では
この11月23日の新嘗祭が
即位の儀の一環として
「大嘗祭(おおなめさい)」として
行われました。
当時の様子と
古来伝わる「新嘗祭」の意義については
「陰陽五行」の観点から考察を加え
こちらの記事で詳しくお伝えしています
(2020年の記事です)
11月の干支「亥」
11月は「亥(い)」の月
「亥」は「北北西方位」を表す干支です。
今月は北西方位をキレイに保つと良さそう…
北西方位は
「古いもの」「伝統あるもの」が
象意になりますので
古くからあるものや
伝統的なものに目を向けると良さそうです。
*「古き佳きもの」や「伝統的なもの」に目を向ける
*身なりや服装もキチンとしたものを
*「礼儀」や「マナー」は重視して行動する
また漢字の「亥」には
以下のような意味があるそうです。
漢字の「亥」は、いのししや豚の骨格を描いた象形文字で、
(語源由来辞典さん)
「骨組み」や「核」を表す。
亥は十二番目で、
全ての骨組みが出来上がった状態を表すものと考えられる。
来月12月の月の干支は「子」で
十二支の始まりとなりますので
「すべての骨組みが出来上がった状態」
を表す「亥」が来ていることで
「一年の集大成」の感がありますね!
12月は来年に向けての
準備も始めたいところとなりますので
今月の内に
「今年の総まとめ」を
意識して過ごしたいですね!
11月の陰陽五行「水の気」
そして「亥」や「子」は
陰陽五行では【水の気】となり
この日から【水の気】の季節が
始まることとなります。
お生まれの五行バランスでは
【水の気】をお持ちの方は
水のように柔軟性や適応力のある方。
おおらかで心が広く
状況判断に優れている方が
多いと言われます。
その分誰かの意見に流されてしまう
心優しい一面も…。
そんな【水の気】をお持ちの方をイメージし
11月は
「柔軟性」や「適応力」を意識しつつ
お過ごしになってみるのはいかがでしょう。
但し必要な時には
ご自身の意見を強くお持ちになるのも
大切かも…
11月1日の蠍座新月の記事も是非ご参考に…
11月の食養生とレシピ
また東洋医学では
【水の気】は「腎」を司ります。
「腎」が弱ると
免疫力が低下したり
物忘れや白髪など
老化が進むと言われます。
【水の気】の季節のおすすめは
「黒い食べ物」。
黒ゴマ、黒豆、黒米、黒きくらげなど
を食すことで
「腎」の働きを補うことができます。
「腎」の働きを高めることは
アンチエイジングにも効果的です♥
【ひじきのポテトサラダ】
*ひじき10グラムを水で洗ってざるにあげておく
*じゃがいも1個を皮をむいて水からゆで
柔らかくなったらひじきを入れてひと混ぜ
*ざるにあげて水気を切っておく
*ドレッシングの材料を合わせ
なめらかになるまで混ぜ、あえる
(酢 大さじ1、植物油 大さじ1、
練り白ごま 大さじ1、塩 小さじ1/2
だし 大さじ1/2)
【黒豆とサツマイモのシチュー】
*黒豆1/4cupを3倍の水に3時間から一晩つけておく
*ざるにあげて切手大の昆布2枚と
水3cupを圧力なべに入れ45-60分ほど煮る
*1.5cm角に切ったサツマイモを上から加え
圧力を加えずに10分ほど煮る(必要なら水を足す)
*別の小鍋で玉ねぎ1/4cupをゴマ油で軽く炒め、
圧力鍋に加え、パラリと塩を振る
また言わずもがなですが
「腎」は「冷え」が大敵です。
寒くなるこの季節
女性は特に
腰の後ろの腎臓のあるあたりを
冷やさないようにケアしたり
寝る前に手でさすって
温めたりしてあげましょう…!
★詳しくはこちら★
陰陽五行を活用し
小さな不調を防いでゆきましょう…
11月の「お花」と「花言葉」
プリムラ
この時期に咲き始め
春まで楽しめるプリムラ
けれど暑さには弱く
夏を前に咲き終わってしまいます
そんな特徴から
花言葉は「青春の始まりと哀しみ」
なんだとか…
サザンカ
椿と似ているサザンカですが
漢字では「山茶花」
「山茶」とは一般に
椿類のことを指すそうです
そんなわけで
椿に似ているサザンカですが
見分け方としては
椿の花がポトッと
一度に落ちるのに対し
サザンカははらはらと
花びら1枚ずつ散っていくのだとか…
そして椿が冬から咲き始め
秋になるまで咲いているのに対し
サザンカは秋のおわりころから冬までと
花の咲く時期が異なるそう
他に咲く花が少ない季節に
咲き始めることからか
花言葉は「ひたむきさ」「困難に打ち勝つ」
ゼラニウム
花言葉は「真実の友情」「信頼」「尊敬」
特に赤色のゼラニウムは
情熱的なイメージ…
赤色のゼラニウムには
「あなたがいて幸せ」と言う
意味があるそうですよ♥
但し白色のゼラニウムは
海外であまり好きでない人に贈るとか⁉
気を付けた方が良いかもしれません…(;’∀’)
またゼラニウムは良い香りもしますよね。
ヨーロッパではよく
窓辺に飾られていますが
この香りは
蚊などの害虫が嫌う香りでも
あるということで
「虫よけ」の意味もあるのだとか…?
けれども
バラと同じ芳香成分が含まれることから
女性のホルモンバランスを
整えるアロマとしても人気です。
★ご参考記事★
11月の「アロマ」
12星座では11月は蠍座の季節
しっとりとした秋の夜長に
じぶんを見つめ直すお時間はいかが?
そんな時におススメのアロマオイルがこちら
11月の「開運日」
11月の開運日
今月の暦の吉日は
一粒の籾が何倍にも実るとされる
「一粒万倍日」が
11月2日、5日、17日、18日、29日、30日
商売、開店、結婚、引越し
種をまく…など何かを始めたり
商品を購入するなど
金銭を動かして未来に投資したりなどにも
適する日とされています。
但しモノやお金を借りたりするのは
NGです★
あとはこの日に「善行」を行うと
「陰徳」も高まると言われますヨ☆彡
11月の「月暦」
月暦は
今月のお月さまの満ち欠けは
11月1日 蠍座新月
11月9日 水瓶座上弦の月
11月16日 牡牛座満月
11月23日 乙女座下弦の月
12月1日 射手座新月
となります。
以上、お役に立てましたら幸いです(^ ^)
次の月替わりは
12月7日「大雪(たいせつ)」です。
〇 。● ○. 。 〇 。● ○. 。 〇 。● ○
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
ご参考になった!と思われた方は
応援クリックをどうぞ宜しくお願い致します💕
記事が気に入って頂けましたら
是非ブログをフォローして
更新情報を受け取って頂ければ嬉しいです☆彡
💠おすすめご鑑定💠
あなたのお誕生日のご命式の
「陰陽五行バランス」から
「こころ満たされるスムーズな毎日」へナビゲート💕
”あなただけ”の「開運ポイント」…
「開運フード」「開運アロマ」
「開運タイミング」を知って
運気アップしませんか⁉ ↓